【6/1~7/31】企画展「まじゅん語らな首里城」を開催します
2019年10月31日の首里城火災から7年が経ちました。2026年秋、ついに首里城正殿の復元が完了します。夏から秋にかけて、首里城に関する社会的関心が高まる中、図書館本館では琉球大学(以下、琉大)の有する数多の文化資源を活用し、首里城について多角的に学び、語り、理解を深める機会として企画展「まじゅん語らな首里城」を開催します。
また、開催期間中には毎週昼休みの時間帯に連続講座「まじゅん習らん!首里城」を開催します。多くの皆さまのご来館をお待ちしております。
※学外からも簡単な手続きでご来場いただけます。また、学校や団体での見学も対応できますので、お気軽にご相談ください。
そもそも首里城とは?
首里城は、琉球王国の交易拠点である那覇港や泊港を見下ろす、標高120〜130メートルの首里の琉球石灰岩丘陵上に築かれています。石灰岩層の下には水を通しにくい島尻泥岩層が広がり、その境界からは湧水が生じるため、城内外には豊富で良質な井泉が確保されていました。アザナ(見張り台)に立てば、慶良間諸島や久高島、さらには読谷や糸満に至るまでを一望できる開けた景観が広がります。このような立地は、琉球の政治家・蔡温によって「竜の来歴、気脈の鍾まる所(りゅうのらいれき きみゃくのあつまるところ)」と称えられました。
首里城は、こうした地形を基盤としながら発展した城郭です。地形に沿って緩やかな曲線を描く琉球石灰岩の石垣が城域を囲み、正殿を中心とする御庭空間には中国宮廷建築の影響が見られます。一方で、正殿には日本の唐破風や禅宗様式が取り入れられ、三階建ての構造や赤瓦屋根、大龍柱、正殿から斜めに伸びる浮道など、琉球・中国・日本の要素が融合し、首里城独自の景観を形づくっています。
本企画展では、時代ごとの変遷と特徴を、琉球大学附属図書館の所蔵資料を通して読み解き、首里城の多面的な姿に触れていただければ幸いです。
いつ、どこで開催しているの?
場 所:琉球大学附属図書館 本館2階 ラーニング・コモンズ
期 間:2026年6月1日(月) ~ 2026年7月31日(金)
開館時間:図書館WEBサイト「年間カレンダー」をご確認ください。
どんな展示?見どころは?
◆琉大資料でたどる首里城の歴史
*琉大図書館の所蔵する古文書や古写真から通史で迫る首里城の姿!
*首里城から石斧?風樹館の考古資料(実物)を特別展示!
◆琉大生とまじゅん語らな首里城
*琉球大学ブロードキャスト部とのコラボ企画
*琉大生が首里城への想いを熱くゆんたく!
◆AIカラー化写真で見る首里城
*沖縄書店大賞沖縄部門「大賞」受賞!ホリーニョ氏とのコラボ企画
*図書館所蔵の首里城と首里の写真をカラー化
◆令和の復元
*沖縄県首里城復興課が作成した副教材や首里城復興のいまに迫る!
*アップデートされる首里城とは?
連続講座「まじゅん習らん!首里城」
企画展期間中に毎週開催!開催日限定で貴重書の現物が出るかも……(琉大図書館SNSを要チェック!)
※後日、アーカイブも配信予定です。図書館YouTubeチャンネルを登録してお待ちください!
時 間:12時~12時45分
場 所:附属図書館 本館2F ラーニング・コモンズ プレゼンエリア
①6月4日(木) 「琉歌と首里城」前城淳子
②6月10日(水) 「組踊と首里城」崎原綾乃
③6月16日(火) 「首里城と琉球漢詩」前堂颯世
④6月25日(木) 「出土資料から語る首里城」後藤雅彦
⑤7月3日(金) 「近世の首里城」麻生伸一
⑥7月9日(木) 「首里城と琉球の女性たち」山城彰子 ※貴重書「女官御双紙」展示予定!
⑦7月15日(水) 「近現代の首里城」前田勇樹 ※貴重書「琉球游記」展示予定!
⑧7月21日(火) 「写真でみる首里城跡と琉球大学」玉寄優子
⑨7月29日(水) 「首里城と沖縄戦」謝花直美
展示協力(敬称略・50音順)
沖縄県土木建築部首里城復興課
ボーダーインク
ホリーニョ
琉球大学博物館(風樹館)
琉球大学ブロードキャスト部
お問い合わせ
琉球大学附属図書館情報サービス課 保存公開係
E-mail:tsokinawa@acs.u-ryukyu.ac.jp Tell:098-895-8697




