整形外科学講座

 

A. 研究課題の概要

 

1. 微小外科 (マイクロサージャリー) を用いた四肢再建 (茨木邦夫, 金谷文則)

微小外科の進歩により小径血管の吻合も可能になり四肢欠損への修復に応用が可能となった。本教室では1)外傷性, 2)腫瘍切除後, 3)骨髄炎に対する根治的切除後, 4)先天異常などによる四肢欠損や機能障害などの従来の方法では再建が極めて困難な症例に対してマイクロサージャリーを用いた血管柄付き腓骨移植や遊離広背筋皮弁などの組織移植術を行っている。組織移植例は140例におよび機能的ばかりでなく整容的にも良好な四肢再建が可能となった。

 

2. 運動・知覚神経の選択的再生能に関する実験的研究 (金谷文則, 普天間朝上, 安里英樹, 渡慶次学)

末梢神経損傷例において神経縫合部で運動神経が知覚神経に, 知覚神経が運動神経に再生するmisdirectionがおきると神経線維の過誤支配がおこり機能的な回復が得られない。私達はこのmisdirectionをおこさない対策として近位及び遠位神経断端の運動神経束と知覚神経束を組織化学的に同定し運動神経束同士と知覚神経束同士を縫合している。再生神経に運動・知覚神経への選択的再生能がありそれを助長することができればmisdirectionの減少により良好な機能回復を得られる。私達はラット大腿神経を切断, 縫合しその遠位の運動枝と知覚枝のCAT (choline acetyl transferase) 活性を測定した結果, 運動神経線維に選択的再生能はないが運動神経枝に再生した運動神経は知覚枝に再生したものに比べて成熟 (maturation) した結果を得た。今後, 再生運動神経線維を筆頭演者が開発した運動・知覚神経の組織化学的識別法によりさらに検討を行う予定である。

 

3. 新しい神経縫合法の開発 (金谷文則, 安里英樹)

神経縫合法はマイクロサージャリーの導入により急速に進歩した。しかし, 神経縫合術後の機能回復はいまだ満足できる状態に達していない。この理由として, 再生神経のmisdirectionばかりでなく, 神経縫合部の張力や縫合針の神経断端の挫滅による縫合部の線維化が考えられる。神経縫合部に糸をかけることなく神経断端を密着できればこれらの問題を回避でき, 神経縫合後の機能回復を良好にできる可能性がある。私たちが開発した血管壁を用いて神経断端間をブリッジする方法は神経縫合部に糸をかけずに両神経断端を密着させることができる。ラット坐骨神経を用いて本縫合法により神経修復を行い組織学的所見 (光顕・電顕) と運動機能回復 (SFI) からその有用性を検討する。

 

4. 絞扼性神経障害の病態に関する臨床研究 (茨木邦夫, 喜山克彦)

整形外科領域における末梢神経障害をきたす疾患として, 肘部管症候群をはじめとする慢性絞扼性神経障害は日常診療において最も良く遭遇する疾患の一つであるがその病態の解明は十分とは言えない。特に, 神経病変部位における組織学的病態と臨床的所見を対比させ検討することが必須であるが, 実際上このような機会は皆無であり, 研究報告もほとんどない。我々は肘部管症候群の手術治療に際にしばしば切離される尺側手根屈筋運動枝に着目し, その神経および筋肉病変部位の電気生理学的および組織学的病態を解明し, さらに術前臨床所見と対比することで慢性絞扼性神経障害の病態を明らかにしてきた。また, 手術治療の効果および限界についても, 術前, 術後の詳細な臨床評価とともに独自の評価法を考案し検討中である。

 

5. 神経欠損に対する新しい神経縫合法の開発 (金谷文則, 渡慶次学)

外傷や腫瘍切除などにより末梢神経が欠損し直接縫合が不可能な例に対しては自家神経移植術が行われている。しかし, 自家神経移植術では縫合部が2カ所となり瘢痕組織による再生神経の伸長が阻害されるため縫合例に比べて機能回復は劣り, 自家神経採取部に知覚低下が残る。神経欠損例で関節を屈曲させ神経を直接縫合し, 徐々に関節を伸展し神経を延長することができれば神経採取することなく治療が可能となる。ラットの脛骨神経欠損例を作成し, 膝関節屈曲位で神経を直接縫合する。再生神経線維が縫合部をこえる2〜4週後より膝関節を徐々に伸展させ, 縫合部より遠位の組織所見や歩行解析から神経再生を阻害しない関節伸展の開始時期と至適関節伸展速度(角度/日)を検討する。

 

6. 圧迫性頚髄症に対する後方除圧術の成績とMRI所見との臨床的研究 (佐藤栄, 屋良哲也, 伊佐真徳, 宮里剛成)

近年, 頚髄症に対する後方除圧術が多用されるようになったが, いまだ統一された見解はない。そこで頚椎後縦靭帯骨化症 (OPLL) と頚椎症性脊髄症 (CSM) の病態の違いと術後の改善率の予測に役立つ因子をMRI所見を中心に検討した。OPLLでは術前MRIの脊髄延髄比, 扁平率と相関があり, CSMでは脊髄面積と相関傾向があった。改善率はOPLLでは脊髄延髄比, 脊髄面積と相関し, CSMではいずれの項目とも相関しなかった。以上よりOPLLの病態は前後方向からの静的圧迫が主であると考えられ, 一方, CSMの病態としては多方向および動的圧迫因子の関与が示唆された。OPLLの改善率予測には脊髄延髄比, 脊髄面積が有用であったが, CSMはOPLLより複雑な病態のため改善率の予測が困難であった。今後も症例を増やして研究を深めるとともに, 頚椎椎間板ヘルニアにおいても検討を行いたい。

7. 腰部脊柱管狭窄症に対する手術例の臨床的検討 (佐藤栄, 屋良哲也, 新垣勝男)

 腰部脊柱管狭窄症は, 腰椎変性により馬尾神経を圧迫して間歇性跛行を呈する比較的頻度の高い疾患である。適切な除圧術により主訴である間歇性跛行は, 消失または改善するが, 下肢のシビレ感と筋力低下は遺残しやすい。今回の術後調査では特に, 第一仙髄神経根領域の症状が遺残する傾向があることがわかったが, 今後も調査を重ねて, その改善方法についての検討を行いたい。

 

8. 骨軟部肉腫の治療 (井上治, 半澤浩明)

 化学療法や放射線照射などを駆使して, 切離断術に代わる根治術として血管柄付腓骨移植などによる患肢温存手術に努めている.とくに Rotation-plasty (患肢温存的回転形成術) は本邦では行われていなかったが, 根治性と術後機能に優れるため当科では既に24例にこの術式を行い, その成果を内外に報告した。

 

9. 良性骨腫瘍などに対する水酸化アパタイト単独充填法 (井上治, 半澤浩明)

 骨嚢腫や良性骨腫瘍の治療として自家骨移植が行われるが, われわれは人工骨である水酸化アパタイトの多孔質立方体をおもに単独で充填し, 自家骨と同等の成績を得ており, アパタイトあるいは自家骨移植との適用を治験170例から検討し, 報告した。

 

10. 慢性関節リウマチに対する高気圧酸素療法による治療の実験的研究 (井上治)

慢性関節リウマチ (RA) の治療としてステロイドや免疫抑制剤が用いられることもあるが, 離脱が困難で, 骨壊死や感染などの合併症も多い.高気圧酸素療法は免疫抑制作用を有し, これらの副作用もみられないことからRAの治療として有望であり, 細胞性免疫能と活性酸素消去酵素 (SOD) との関連で動物実験を行っている。

 

11. 先天性および後天性四肢短縮患者に対する脚延長術の治療 (大湾一郎)

 先天性および後天性四肢短縮患者に対し, orthofix脚延長器やIlizarov脚延長器を使用し, 患者の満足度に合った脚延長術を行っている。

 

12. microcrackに関する研究 (吉川朝昭, 伊佐真徳, 大湾一郎)

 ヒト大腿骨および肋骨内の微少骨破壊 (microcrack) の分布を骨形態計測法を用いて計測し, 骨量, 年齢との関係を検討する。さらに, LDH染色にて骨細胞の活性を評価し, microcrackの分布との関係を調べる。老化促進マウス (SAM) の骨粗鬆症モデルで骨形態計測法による骨量, 骨代謝回転速度を計測, 力学試験による骨強度評価, またLDH染色による骨細胞活性を調べ, 骨脆弱性に関与する因子, 骨組織の修復過程について検討する。

13. 骨粗鬆症と大腿骨頸部骨折 (吉川朝昭, 伊佐真徳, 大湾一郎)

 骨粗鬆症の重要な合併症である大腿骨頸部骨折に対して疫学的側面から沖縄県における老人性骨粗鬆症の現状と問題点を明らかにする研究を行っている。また種々の骨塩量測定装置を用いて骨塩量や骨の構築学的な強度を評価する方法を開発し, 現在臨床に応用している。さらにインディアナ大学およびパーディユー大学との間で, 「運動が若年女性の骨塩量に及ぼす影響について」をテーマに共同研究を行っている。

 

14. Peak Bone Massの検討 (吉川朝昭, 伊佐真徳, 大湾一郎)

 高校生, 大学生, aging volunteer を対象にDXA を用いて骨塩量を経年的に測定し, 栄養状態, 運動歴, 月経等の骨塩量に影響を与えていると考えられている因子をアンケートによって求め, それらと骨塩量との関連性及びPeak Bone Massの達成年齢を検討する。

 

15. 骨の細胞による力学的負荷の感知機構の解明 (茨木邦夫, 大湾一郎, 吉川朝昭, 伊佐真徳)

 長期間の臥床により骨に作用する力学的負荷が減少すると, 破骨細胞による骨吸収の亢進と骨芽細胞による骨基質の産生低下が生じ骨量は減少する。逆に運動による力学的負荷の増加は骨量増加を促進する。生体内では常に力学的負荷を感知する機構が働き, それに応じて骨量が増減している。骨に作用した力学的負荷は最終的には骨芽細胞による骨基質の産生を増加させるが, その具体的なメカニズムはよく知られていない。私達は4点曲げ装置を用いた力学的負荷を培養細胞に与える系を作製し, 力学的負荷の感知の際には刺激そのものの大きさよりも刺激に伴って生じる液流の大きさに依存してオステオポンチンの産生が増加することを報告した。さらに, 液流はプロスタグランディン合成酵素-2, TGF-β1, c-fosのmRNAの産生を有意に上昇させることを確認した。私達はこれらの実験結果を踏まえて, 加齢と共に力学的負荷に対する反応性がなぜ低下するのかに焦点を置き, 分子生物学的手法を用いて今後の研究を進めていきたいと考えている。

 

16. 下肢人工関節の長期有用性についての検討 (濱崎直人, 吉川朝昭, 古堅隆司, 大湾一郎)

 四肢関節の種々の疾患に対する人工関節置換術は整形外科的治療の中で近年著しく進歩してきた領域である。特に変形性関節症や慢性関節リウマチなどにより破壊された下肢関節 (主に股, 膝) では, 人工関節により疼痛の軽減および日常生活の改善が得られる症例が多く, さらにその需要は増加していくものと推測される。しかし, その歴史はまだ浅く術後人工関節のゆるみ, 感染, 再置換といった問題と取り組みながら長期の経過観察を要しているのが現状である。様々な機種の人工関節が登場する中で当教室では骨セメントを用いないセメントレス人工関節を股関節および膝関節の手術に使用している。術後は定期的にレ線学的評価および骨塩定量による評価を行い, ゆるみの早期発見や術式, 使用機種の有用性について検討を行っている。 

 

17. 人工膝関節置換術の検討 (大嶺啓, 与座格)

 変形性膝関節症や慢性関節リウマチの治療として行われている人工膝関節置換術について術後にX線検査, 筋力, 関節可動域, 日常生活状態などを調査し評価することにより当科で行われている術式の検討を行っている。さらにその他の術式との比較検討を行っている。

 

18. 沖縄県における潜水病による大腿骨頭壊死の疫学調査 (濱崎直人, 古堅隆司, 吉川朝昭, 大湾一郎)

 特発性大腿骨頭壊死症は大腿骨頭に無菌性, 阻血性の壊死を来す疾患であり, その変性, 破壊, 修復などの変化が複雑に交錯することによって二次的に股関節症をきたし, 日常生活動作に著しい障害をもたらす重要な股関節疾患である。副腎皮質ステロイド, アルコール多飲との関連で注目され疫学調査, 病因, 治療法についての研究が盛んに行われている。一方症候性大腿骨頭壊死とは病因上比較的明確な因果関係が推定されている疾患(潜水病, 大腿骨頸部内側骨折, 外傷性股関節脱臼, 潜函病, 放射線照射, 鎌状赤血球症) に合併する大腿骨頭壊死をいう。

潜水による大腿骨頭壊死が特発性骨頭壊死と同じ自然経過, 予後を示すのか詳細は現在のところ不明である。治療は特発性大腿骨頭壊死に準じて行われているが, 手術後元の仕事へ復帰するのは困難であるので, その発症を未然に防ぐことが急務と思われる。

疫学調査により沖縄県における潜水による大腿骨頭壊死の発症頻度を調べ, 壊死発生の要因 (潜水歴, 潜水時間, 性別, 年齢, etc.) を検討し, 壊死発症の予防に貢献する。また個々の症例を追跡調査することにより潜水による大腿骨頭壊死の病態の解明に役立てる。

 

 

B. 研究業績

 

1. 原著

G96001: 安里英樹, 金谷文則, 渡慶次学, 安里潤, 茨木邦夫 (1996) 神経接合法と神経端々縫合法の機能回復の実験的検討. 日手会誌 13 738-741.

 

G96002: 井上治, 新垣宜貞, 半澤浩明, 茨木邦夫, 佐藤良也 (1996) 長期の高気圧酸素療法が免疫能に及す効果に関する実験および臨床. 日高圧医誌 31 119-128.

 

G96003: 屋良哲也, 佐藤栄, 金谷文則 (1996) 脊髄損傷の予後に関する基礎的研究 -MRI, 電気生理学的および組織学的評価-. 琉球医会誌 14 189-194.

 

G96004: 金谷文則, 普天間朝上, 新垣晃, 安里英樹, 茨木邦夫 (1996) 血管柄付き遊離筋膜脂肪弁を用いた先天性橈尺骨癒合症の授動術. 日手会誌 13 (3) 588-591.

G96005: 棚原豊, 佐藤栄, 金谷文則 (1996) 実験的脊椎椎体間骨移植の骨癒合過程 -MRIおよび組織所見の比較-. 琉球医会誌 14 195-201.

 

G96006: Kanaya F, Tsu-M, Harkess J (1996) Vascularized bone grafts for congenital pseudoarthrosis of the tibia. Microsurgery 17 459-469.

 

G96007: 岳原吾一, 濱崎直人, 茨木邦夫, 仲宗根聡, 古堅隆司, 親泊元信, 永山盛隆 (1996) 沖縄県におけるペルテス病の疫学調査. 整形外科 47 1628-1629.

 

G96008: 古堅隆司, 仲宗根聡, 茨木邦夫, 仲宗根朝洋 (1996) 小児に発症した一過性大腿骨頭骨萎縮症. 整形外科 47 728-731.

 

G96009: 古堅隆司, 仲宗根聡, 親泊元信, 金谷文則 (1996) 年長児先天性股関節脱臼に対する観血的整復術とChiari骨盤骨切り術同時施行例の長期成績. 日小整会誌 6 50-55.

 

G96010: 大嶺啓, 新城宏隆, 宮里剛行, 上里智美, 高良宏明, 嘉手川啓, 城田真一, 茨木邦夫 (1996) 当院整形外科におけるスポーツ障害患者の現状. 九州スポーツ医会誌 8 27-32.

 

G96011: 富山聡, 井上治, 新垣宣貞, 座間味伸, 金谷文則, 茨木邦夫 (1996) 多関節炎と手指腱鞘滑膜炎および腸管リンパ濾胞の過形成を認めた高IgM血症の1例. 九州リウマチ 15 122-127.

 

G97001: 安里英樹, 金谷文則, 普天間朝上, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 神経接合法と神経端々縫合法の機能回復の実験的検討 (第2報). 日手会誌14 727-730.

 

G97002: 伊佐真徳, 吉川朝昭, 森諭史, 金谷文則, 原利昭 (1997) 老化促進マウスにおける骨の力学的強度の検討. 日骨形態誌 789-96.

 

G97003: 井上治 (1997) 間歇的高気圧酸素暴露が代謝・内分泌および骨髄・免疫能に及す効果. 日高圧医誌 31 215-228.

G97004: 浦崎貴志, 金谷文則, 照屋勉, 島袋博之, 森山朝裕 (1997) 当院における切断指再接着の現状. 整外と災外 46 814-816.

 

G97005: 浦崎康達, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) 外傷性CM関節橈側亜脱臼の2例. 整外と災外 46 800-803.

 

G97006: 外間浩, 金谷文則 (1997) 経皮的鋼線整復固定術の工夫. J Mios 5 53-67.

 

G97007: 喜瀬均, 佐藤栄, 金城幸雄, 屋良哲也, 伊佐真徳, 棚原豊, 茨木邦夫, 高良宏明 (1997) 化膿性脊椎疾患の臨床像の検討. 西日脊椎研会誌 2 381-85.

 

G97008: 吉川朝昭 (1997) 大腿骨頸部のGeometryと強度. Clin Calcium 743-45.

 

G97009: 宮里剛成, 佐藤栄, 金城幸雄, 屋良哲也, 伊佐真徳, 棚原豊, 茨木邦夫, 高良宏明 (1997) 転移性胸椎腫瘍に対する手術治療の検討. 整外と災外 46 89-93.

 

G97010: 玉城一, 濱崎直人, 吉川朝昭, 富山聡, 金谷文則, 茨木邦夫, 知念弘 (1996) 遊離または有茎皮弁を要した下肢外傷性皮膚欠損例の検討. 整外と災外 45 392-394.

 

G97011: 工藤啓久, 金谷文則, 仲宗根聡, 親泊元信, 古堅隆司, 茨木邦夫 (1997) 脳性麻痺に対する尖足矯正術の成績. 整外と災外 46 962-965.

G97012: 佐藤栄, 金城幸雄, 伊佐真徳, 喜瀬均, 茨木邦夫, 高良宏明 (1997) 神経線維腫症による重度後側弯症に対する前後合併手術の経験. 西日脊椎研会誌 23 167-172.

 

G97013: 砂川秀之, 金城聡, 安里潤, 金谷文則, 茨木邦夫 (1997) 慢性中耳炎に続発した幼児大腿部ガス壊疽の一例ー非クロストリジウム性ガス壊疽ー. 整外と災外 46 198-201.

 

G97014: 新垣薫, 金谷文則, 知念弘, 砂川憲政, 當眞嗣一 (1997) ブシラミン投与により顆粒球減少症を呈したRA症例. 整外と災外 46 987-989.

 

G97015: 森山朝裕, 金谷文則, 金城幸雄, 茨木邦夫, 新垣晃 (1997) 肘部管症候群の尺側手根屈筋 (FCU) 運動枝の組織所見と術後回復の検討. 日手会誌 14 599-602.

 

G97016: 渡慶次学, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) マイクロサージャリーを用いた血管吻合術に対する静注用PGE1 (ProstagrandinE1) 製剤の臨床効果の比較検討. 整外と災外 46 325-327.

G97017: 渡慶次学, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) 橈骨遠位骨端線損傷の1例. 整外と災外 46 874-877.

G97018: 半澤浩明, 井上治, 新垣宜貞, 岳原吾一, 島袋博之, 金谷文則, 茨木邦夫 (1997) 小児の尺骨に発生した稀な悪性血管周皮腫の1例. 整外と災外 46 364-367.

 

G97019: 半澤浩明, 井上治, 新垣宜貞, 島袋博之, 茨木邦夫 (1997) 踵深部に発生したMelanocytic Clear Cell Sarcomaの1例. 整外と災外 46 1115-1119.

 

G97020: 豊原一作, 金谷文則, 新垣宜貞, 茨木邦夫 (1997) 手指伸筋fibrousbandによる手指・手関節拘縮の1例. 整外と災外 46 817-821.

 

G97021: Turnner CH, Owan I, Jacob DS, McClintock R, Peacock M (1997) Effects of nitric oxide synthase inhibitors on bone formation in rats. Bone 21 487-490.

G97022: Owan I, burr DB, Turnner CH, Onyia JE, R.L.Duncan RL (1997) Mechanotransduction in bone:are osteoblast-like cells more responsible to mechanical strain or extracellular fluid forces. Am J Physiol 273 C810-C815.

 

G97023: 山口健, 宮里剛行, 池間康成, 新城宏隆, 松田直幸, 上里智美, 嘉手川啓, 城田真一, 金谷文則, 茨木邦夫, 高良宏明, 大嶺啓 (1997) 当科におけるスポーツ外傷手術症例の検討 (特に前十字靱帯, 前距腓靱帯損傷を中心に). 整外と災外 46 47-52.

G97024: 照屋均, 橋本淳, 伊藤龍太郎, 金谷整亮, 信原克哉 (1997) 投球肩における棘下筋付着部損傷と機能的前後不安定性. 肩関節 21 419-422.

 

G97025: 古堅隆司, 濱崎直人, 吉川朝昭, 玉城一, 外間力人, 富山聡, 浦崎康達, 茨木邦夫, 金谷文則, 仲宗根聡, 永山盛隆 (1997) 外傷性大腿骨頭壊死に対する血管柄付腸骨移植術の成績. Hip Joint 23 402-405.

 

G97026: Sato S, Asher MA (1997) Comparison of lamina hook to pedicle screw anchors for correction of double structural adolescent idiopathic scoliosis. Research into Spinal Deformities 1 37 437-438.

 

2. 総説

S97001: 金谷文則 (1997) 新鮮指尖欠損型損傷の治療 -閉鎖法. OS NOW 28 12-17.

 

3. 著書

T97001: 金谷文則 (1997) 関節炎と滑液包炎. 中村蓼吾, 肘と手関節・手の痛みI 肘・前腕 4, 南江堂, 東京, 41-52.

 

T97002: 金谷文則 (1997) 急性化膿性指屈筋腱鞘炎. 堀内行雄, 整形外科専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 2 手の外科, 日本医事新報社, 東京, 1997 99-108.

T97003: 金谷文則 (1997) 指ロッキング. 渡辺好博, プラクティカルマニュアル手関節保存療法, 金原出版, 東京, 136-143.

T97004: 金谷文則 (1997) 上腕骨顆上骨折後の内反肘に対する矯正骨切り術. 山内裕雄, 小野村敏伸, 小林晶, 上肢整形外科治療のコツと落し穴, 中山書店, 東京, 98-99.

 

T97005: 金谷文則 (1997) 二分母指 (Wassel 4型) の骨切り術. 山内裕雄, 小野村敏伸, 小林晶, 上肢 整形外科治療のコツと落とし穴, 中山書店, 東京, 224-225.

 

4. 報告

H97001: 工藤啓久, 仲宗根聡, 渡慶次学, 金谷文則, 茨木邦夫 (1997) 先天性橈骨頭脱臼整復術後に生じた橈尺骨癒合症の授動術. 第13回九州小児整形外科集談会抄録集 6.

 

H97002: 金谷文則, 普天間朝上, 安里英樹, 豊原一作, 茨木邦夫 (1997) 二分母指(Wassel 4型) の手術成績. 九州手の外科研究会抄録集 25.

 

H97003: 普天間朝上, 金谷文則, 安里英樹, 茨木邦夫 (1997) オートバイ事故による筋皮神経, 橈骨神経合併損傷の1例. 九州手の外科研究会抄録集 11.

 

H97004: 豊原一作, 金谷文則, 我謝猛次, 茨木邦夫 (1997) Leri-Weill 症候群のマーデルング変形に対する手術成績. 九州手の外科研究会抄録集 26.

H97005: 渡慶次学, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) 先天性橈骨頭脱臼整復後に生じた橈尺骨癒合症の一例. 九州手の外科研究会抄録集 24.

 

H97006: 安里英樹, 金谷文則, 普天間朝上, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 神経接合法と端々縫合法の機能回復の実験的検討 (第2報). 九州手の外科研究会抄録集 9.

 

H97007: Sato S, Asher MA (1997) Comparison of lamina hook to pedicle screw anchors for correction of double structural adolescent idiopathic scoliosis. 64th annual meeting abstract American Academy of Orhtopaedic Surgeons 147.

 

H97008: F.Kanaya, K.Ibaraki (1997) Mobilization of congenital proximal radio-ulnar synostosis using free vascularized fascio-fat graft and radius osteotomy. 1st. Asian Pacific Meeting of Societie for Surgery of the Hand scientific programme 91.

 

H97009: 新城宏隆, 大嶺啓, 新垣寛, 城田真一, 嘉手川啓, 上里智美, 高良宏明 (1997) スポーツ外傷における 前距腓靱帯損傷患者の身体的特性の検討. 第23回日本整形外科スポーツ医学会学術集会抄録集 17 79.

 

H97010: 金谷文則, 普天間朝上, 安里英樹, 豊原一作, 茨木邦夫 (1997) 二分母指(Wassel 4型) の手術成績. 第40回日本手の外科学会抄録集 227.

H97011: 森山朝裕, 金谷文則, 茨木邦夫, 新垣晃 (1997) 肘部管症候群の尺側手根屈筋運動枝の組織所見と術後回復の検討. 第40回日本手の外科学会抄録集 139.

H97012: 安里英樹, 金谷文則, 普天間朝上, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 神経接合法と端々吻合法の機能的回復の実験的検討 (第2報). 第40回日本手の外科学会抄録集 276.

 

H97013: 佐藤栄, 金城幸雄, 屋良哲也, 喜瀬均, 高良宏明, 茨木邦夫 (1997) 前方解離後, Magerl法とBrooks法で治療したDown症による歯突起骨折の1例. 第47回西日本脊椎研究会抄録集 6.

 

H97014: 新垣勝男, 佐藤栄, 金城幸雄, 屋良哲也, 茨木邦夫 (1997) 感染性脊椎炎に対する前方手術に後方インストルメンテーションを併用した例の検討. 第47回西日本脊椎研究会抄録集 7.

 

H97015: 普天間朝上, 金谷文則, 安里英樹, 茨木邦夫 (1997) オートバイ事故による筋皮神経損傷の2例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 25.

H97016: 豊原一作, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫, 金澤浩二, 東政弘 (1997) 婦人科領域悪性腫瘍摘出後の組織欠損に対して用いた皮弁の検討. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 99.

H97017: 渡慶次学, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) 血管柄付筋膜脂肪皮弁移植を用いて授動術を行った術後橈尺骨癒合症の一例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 89.

 

H97018: 我謝猛次, 金谷文則, 普天間朝上, 豊原一作, 安里英樹, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 両側後骨間神経麻痺の1例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 24.

 

H97019: 林宗幸, 吉川朝昭, 濱崎直人, 玉城一, 外間力人, 古堅隆司, 茨木邦夫 (1997) 股関節に発生したosteoid osteomaの1例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 67.

 

H97020: 井上治, 半沢浩明, 新垣宜貞, 島袋博之, 茨木邦夫 (1997) 軟部肉腫における単純切除あるいは局所再発に対する術式の検討. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 54.

 

H97021: 當眞嗣一, 知念弘, 砂川憲政, 浦崎貴志, 佐藤栄, 喜瀬均, 高良宏明, 茨木邦夫 (1997) 興味ある嚢腫性神経鞘腫の2例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 55.

H97022: 前田和彦, 外間浩, 大城亙, 上原邦彦, 新垣寛, 金谷文則, 茨木邦夫 (1997) Panner 病の一症例. 第93回西日本整形・災害外科学会抄録集 90.

 

H97023: 井上治, 半澤浩明, 新垣宜貞, 島袋博之, 茨木邦夫 (1997) 水酸化アパタイト単独充填法による骨嚢胞50例の治療成績. 第70回日本整形外科学会学術集会抄録集 S642.

H97024: 伊佐真徳, 吉川朝昭, 森諭史, 金谷文則, 原利昭 (1997) 雄老化促進マウスにおける骨の力学的強度の検討. 第17回日本骨形態計測学会抄録集 S53.

H97025: 大湾一郎, 茨木邦夫, Randall Duncan, Charles Turner, David Burr (1997) 機械的刺激はいかに骨芽細胞に伝達されるか. 第17回日本骨形態計測学会抄録集 S4.

 

H97026: 大湾一郎, 茨木邦夫, Randall Duncan, Charles Turner, David Burr (1997) 骨芽細胞の機械的刺激に対する感知機構. 第9回日本理学診療医学会抄録集 68.

H97027: 井上治, 半澤博之, 新垣宜貞, 島袋博之, 茨木邦夫 (1997) 良性骨腫瘍における水酸化アパタイトあるいは自家骨移植の適応. 第30回日整会骨軟部腫瘍学術集会抄録集 S1073.

H97028: 仲宗根聡 (1997) 脳性麻痺に対する股関節周囲選択的筋解離術の成績. リハ医学 34 509.

 

H97029: Asato H, Kanaya F, Futenma C, Ibaraki K (1997) Functional recovery and histology after nerve coaptating and end-to-end nerve repair. (Poster) 52th. American Society for Surgery of the Hand meeting program 32.

 

H97030: 安里英樹, 金谷文則, 普天間朝上, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 神経接合法と端々縫合法の機能回復の実験的検討 (第3報). 第12回日本整形外科学会基礎学術集会抄録集 S1632.

 

H97031: 大湾一郎, 茨木邦夫, Duncan R, Turner C, Burr D (1997) 機械的刺激はいかに骨芽細胞に伝達されるか. 第12回日本整形外科学会基礎学術集会抄録集 S1410.

 

H97032: 城田真一, 大嶺啓, 新垣寛, 嘉手川啓, 新城宏隆, 上里智美, 高良宏明 (1997) 高校バスケットボール選手のスポーツ障害と心理的要因. 第8回日本臨床スポーツ医学会抄録集 122.

 

H97033: 嘉手川啓, 大嶺啓, 新垣寛, 城田真一, 新城宏隆, 上里智美, 高良宏明 (1997) 肩内転に内旋筋が肩インピンジメント発生におよぼす作用. 第8回日本臨床スポーツ医学会抄録集 149.

 

H97034: 佐藤栄 (1997) Arnold-Chiari奇形と脊髄空洞症を伴った骨形成不全症による側弯症の一手術例. 第31回日本側弯症学会抄録集 49.

H97035: 佐藤栄, 野原博和, 茨木邦夫 (1997) ISOLA-Galveston法を施行した3例の検討. 第48回西日本脊椎研究会抄録集 13.

H97036: 安里英樹, 金谷文則, 普天間朝上, 渡慶次学, 茨木邦夫 (1997) 神経接合法と端々縫合法の機能回復の実験的検討 (第4報). 第24回日本マイクロサージャリー学会 抄録集 144.

H97037: 金谷文則, 安里英樹, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) 有茎後大腿筋膜皮弁と薄筋皮弁による外陰部の再建. 第24回日本マイクロサージャリー学会抄録集 146.

 

H97038: 豊原一作, 金谷文則, 普天間朝上, 茨木邦夫 (1997) Leri-Weill症候群のMadelung変形に対する手術成績. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 64.

 

H97039: 喜山克彦, 金谷文則, 渡慶次学, 前原博樹, 茨木邦夫 (1997) 難治性化膿性足関節外顆滑液包炎に対して用いた lateral supra malleolar flap の有効性についての検討. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 90.

H97040: 坂元秀行, 井上治, 大湾一郎, 根間直人, 茨木邦夫 (1997) 稀な tumoral calcinosis の1例. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 39.

 

H97041: 盛島秀泉, 外間力人, 安里潤 (1997) 小指屈筋腱皮下断裂を合併した有鉤骨鉤偽関節の一例. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 62.

H97042: 井上治, 半澤博之, 新垣宜貞, 松田直幸, 久保田徹也, 茨木邦夫 (1997) 良性骨腫瘍における水酸化アパタイト充填の適応. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 38.

 

H97043: 佐藤栄, 屋良哲也, 伊佐真徳, 宮里剛成, 新垣勝男, 野原博和, 茨木邦夫, 當眞嗣一 (1997) 多発性椎体圧迫骨折を伴う後弯症に対するインストゥルメンテーション. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 49.

 

H97044: 前田和彦, 外間浩, 岳原吾一, 金谷文則 (1997) 高齢者コーレス骨折に対するIFP法の工夫. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 5.

H97045: 岳原吾一, 外間浩, 上原邦彦, 金谷文則 (1997) シンナー高圧注入損傷の一例. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 31.

 

H97046: 堀苑英寛, 新垣晃, 波多野希, 富山聡, 工藤啓久, 浦崎賢演 (1997) 当科における人工膝関節単顆置換術の術後短期成績. 第94回西日本整形・災害外科学会抄録集 71.

 

5. その他

M97001: Kanaya F (1997) Mobilization of congenital radio-ulnar synostosis. Tech Hand and Upper Extrem Surg 1 183-188.