外科学第二講座

 

A. 研究課題の概要

 

1. 開心術における低侵襲手術の導入と確立 (古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学)

 開心術の手術成績の向上に伴い, 最近欧米では患者のQuality of lifeの観点から低侵襲手術が導入されているが, 我々も1997年より最も手術症例が多い虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術において, ハイリスク例 (脳血管障害合併例, 上行大動脈高度石灰化例, 慢性透析症例等) を中心に本術式を開始した。現時点における臨床的, 血液生化学的評価は極めて満足すべき成績を得ている。すなわち従来の方法に比較して術後の低心拍出量症候群, 脳合併症の発生は極めて少なく, これまでハイリスクなるが故に手術適応外とされた症例に対して, さらに適応拡大がはかれるものと考えている。心臓弁膜症手術における低侵襲手術 (小切開手術) も開始したが, 現在までの評価は良好である。しかしながら本法の適応に関しては, さらに多くのデータの解析を必要とする。これら心臓外科領域における低侵襲手術の適応, 手術成績, 血液生化学的評価, 手術術式の改良工夫等に関して, 臨床的実験的に検討を行っている。

 

2. 開心術時の心筋保護Monitoringに関する研究 (国吉幸男, 古謝景春, 久高学, 上江洲徹, 池村綾)

 開心術における術中心筋保護は術後の心機能回復に重要であるが, 現時点においては心筋保護効果の良否を術中Real timeに判定する方法はまだない。我々は, 術中心筋保護のMonitoringの指標として, Cardioplegia投与時に冠静脈洞より流出してくる冠静脈血の血液ガス分析により, 心筋保護効果を判定すべく研究をおこなっている。臨床および実験結果より, 流出冠静脈血はCardioplegia注入後, 約100mlの時点が最も心筋代謝を反映しており, またその血液ガス分析結果は, pHとPCO2と有意な負の相関を認め, pH値がCO2の蓄積量, すなわち代謝産物のWash outの良否を反映し心筋保護の有用な指標になるものが示唆された。臨床例においては, 弁膜症症例はA-Cバイパス症例に比してpHが有意に低値を示し, 心筋負荷等を有する弁膜症ではより多くのCardioplegia投与が必要であることが明らかとなっている。現在研究続行中。

 

3. 冠状動脈バイパス手術時における動脈グラフトの組織学的構造と患者因子の関連 (宮城和史, 古謝景春, 国吉幸男, 下地光好, 久高学)

 現在, 動脈グラフトとして臨床で使用されている内胸動脈 (ITA), 右胃大網動脈 (RGEA), 下腹壁動脈 (IEA), 橈骨動脈 (RA)の壁構造を組織学的に検討し, 患者因子と壁構造の関連を検索することによって, 各動脈グラフトの使用の適否を明らかにする事を目的としている。方法は, 冠状動脈バイパス手術時に採取した動脈グラフトの断端を材料として横断切片標本を作成し, MacSCOPE (画像処理ソフト) により, 動脈の内膜と中膜の面積比 (%) を求める。この値を動脈硬化 (内膜肥厚) の指標として用い, 年齢, 性別, 高血圧症, 糖尿病, 高脂血症等の合併症の有無でこの値が変化するか比較検討する。これまでの検討では, IEA, ITA, RA, RGEAの順に内膜肥厚は軽度であった。患者因子では, 年齢以外では有意差なく, 動脈グラフトは有用なグラフト材である。

 

4. 上下2方向分離送血時における主要臓器の血行動態に関する研究 (下地光好, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 久高学)

 上下2方向分離送血法を用いた際の冷却加温時における主要臓器の血行動態の変動を動物実験にて観察した。腋窩動脈 (AA) と大腿動脈 (FA) を送血部位とし, 上下2方向の血流の合流点が左鎖骨下動脈直下の胸部大動脈となるように送血流量を調節し同時に総頚動脈 (CA) と腎動脈 (RA) の血流量を測定。その結果, AAの送血量は冷却過程で相対的に増加し加温過程で減少したのに対し, FA送血量は逆の変化を示した。一方CAの血流量は冷却で増加し加温で低下するがAA送血量に対する比率は冷却で相対的に増加し加温で低下した。RAの血流量はCAとは逆にFA送血量に対し, 冷却でより低下し加温時に増加した。すなわち今回の実験結果から低温潅流においても頚動脈の血流は維持すべきであることが示唆された。

 

5. 胸腹部大動脈瘤手術における選択的腎灌流の至適条件に関する実験的検討 (久高学, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 樋口マキヱ(薬理学) )

【目的】胸腹部大動脈瘤手術時の, 選択的臓器灌流法の腎動脈至適灌流条件を明確にする。【方法】雑種成犬を使用。片腎に選択的腎動脈灌流 (SP) を行い, 対側腎をコントロール。大腿動脈脱血, ローラーポンプ使用下に2時間の常温下SPを行ない, 灌流量で4群に分類。T群: 実験前の腎血流の10%量のSP。U群: 同25%, V群: 同50%, W群: 同100%, SP後と2時間の再灌流 (RP) 後にviabilityを判定。血行動態学的, 組織学的検討も行った。【結果】血行動態的にはT群は不良。U群はRP後に良好。W群では腎動脈圧が高く, 腎障害が懸念。エネルギー代謝は, SP後にT群とU群では低下したが, RP後にU群で回復。V群とW群では温存。組織学的には, T群では細胞の浮腫や壊死。U群は, 細胞の浮腫。V群は形態は良好。W群は糸球体障害あり。【結論】10%では灌流量不足。25%ではRP後に腎機能は回復。50%では腎機能は温存。100%では高流量による細胞障害が懸念。

 

6. 胸腹部大動脈瘤手術における対麻痺予防と分節的遮断の有用性 (上江洲徹, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好)

 胸腹部大動脈瘤手術の術後合併症である対麻痺の予防のため, 我々は分節的大動脈遮断と肋間動脈再建を行っているが, 分節的大動脈遮断の安全な遮断範囲と時間, どの程度の肋間動脈再建を行うべきかなどについての実験的な裏付けはない。そこで安全な分節的大動脈遮断の範囲と時間, 必要最少限の肋間動脈再建枝数を明確にすべく実験を行っている。実験動物としてブタを用い, 全身麻酔下に大動脈を露出し, 胸部下行大動脈から腹部大動脈へ一時的バイパスを作成し, 分節的大動脈遮断 (胸腹部大動脈遮断,第12胸椎レベル, 2〜4椎体レベルなど) を行う。その間, 左大腿動脈圧を50mmHg以上に維持しながら, 脊髄の虚血性変化を体性感覚誘発電位 (SEP) を用いて, 遮断後10分, 20分, 30分で判定する。翌日, 対麻痺の有無を確認し, そのSEP波形と組織学的な脊髄虚血について検討する。研究続行中。

 

7.心臓・大血管手術症例におけるサイトカインの変動に関する研究 (古謝景春, 新垣勝也, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好)

 体外循環を用いた開心術は一般の外科手術に比べ手術侵襲が大きく, 侵襲に対する生体の反応としての高サイトカイン血症が術後の臓器障害に大きく関与しているといわれている。今回我々は体外循環を用いて手術を行った弁膜症症例, 虚血性心疾患症例, 胸部及び胸腹部大動脈瘤症例を対象としてIL-6, IL-8, 顆粒球エラスターゼを手術前, 体外循環終了直後, 体外循環終了後4時間, 術後1日目, 術後3日目に測定し手術侵襲を評価した。 IL-6, IL-8, 顆粒球エラスターゼは体外循環終了直後から術後1日目にかけて上昇し, その値は胸部及び胸腹部大動脈瘤症例においてより高値を示しており, 他疾患に比べ手術侵襲が多大であることが示唆された。研究続行中。

 

8. 動脈血行再建術後の晩期閉塞の病態と制御機序の解明に関する実験的研究

1) 末梢動脈再建における移植静脈片および末梢吻合部の内膜肥厚の発生とコラーゲン (鎌田義彦, 大城淳)

 末梢動脈閉塞性疾患に対する自家静脈移植術の移植後に発生する晩期閉塞は末梢側端吻合部の仮性内膜肥厚による高度の内腔狭窄が原因となることが多い。我々は, 自家静脈移植片の内皮細胞が壁面剪断力の情報を内皮下の平滑筋細胞へ伝達する機序の一つとしての内皮細胞のコラーゲン産生に着目し, 回転円盤装置を用いた血管内皮細胞培養系で検討している (研究続行中) 。更に, 肥厚内膜の量的本体をなすコラーゲンについて, 移植自家静脈片・吻合部の酸素分圧分布と細胞成分のコラーゲン代謝との相関について検討し, 仮性内膜肥厚の抑制対策の解明に向かって研究を進める。

2) 吸収性血管吻合糸の血管吻合部肥厚に及ぼす影響 (玉城守)

 閉塞性動脈硬化症における末梢動脈血行再建術後では, 縫合糸周囲の組織間隙を介して線維芽細胞様細胞が浸潤し, また, 内腔由来のvasa vasorumが形成されて, 吻合部内膜の著しい肥厚が起こり, 晩期閉塞の原因となる。吸収性縫合糸を用いて血管吻合を行った場合, 縫合糸は吻合後3カ月には, 完全に消失し, 吻合部内膜肥厚は, 非吸収性縫合糸を用いた吻合部に比して軽微である傾向がみられた。しかし, マイクロフィル注入による検討では, 縫合糸が吸収された後も血管内腔由来のvasa vasorum は遺残していた。

3) 培養血管平滑筋細胞に対する制御因子の解明 (松原忍, 佐久田斉)

 移植静脈片の仮性内膜肥厚は血管平滑筋細胞の異常増生であることが判明している。これを制御するため, イヌ血管平滑筋細胞を分離・培養し, その細胞増殖抑制作用のある薬剤を検索している。ステロイド, ヘパリンなどでは臨床的常用量以下からの濃度依存性の有効性が確認されており, 塩酸サルポグレラートやペミロラストカリウムでは常用量の100倍で作用が認められた。また薬剤添加により遊走能や細胞周期に及ぼす影響ついても検討する。研究続行中。

 

9. 下肢虚血性病変の実験的・臨床的検討

1) 虚血性潰瘍に対する塩基性線維芽細胞増殖因子の効果: 細胞培養系における検討と臨床応用 (佐久田斉, 松原忍)

 虚血性潰瘍では慢性的な低酸素および低栄養状態により細胞増殖能が抑制されている。塩基性線維芽細胞増殖因子 (bFGF) は血管内皮細胞や線維芽細胞等に対する強力な細胞増殖因子であり, 熱傷や褥創に対する外用薬として注目されている。ビーグル犬の大動脈外膜から分離した線維芽細胞を通常条件 (37℃, 5% CO2, 20% O2)で培養し, bFGF (2-20 ng/ml) を添加すると用量依存性に細胞増殖が促進された。現在, 低酸素・低栄養環境下で培養した線維芽細胞に対する bFGF の効果を検討している。研究続行中。

2) 近赤外分光法による間歇性跛行の評価法に関する臨床的研究 (佐久田斉)

 間歇性跛行症状を客観的, 定量的に評価することは難しく, このため重症度の比較や治療効果判定は容易ではない。近年, トレッドミル運動負荷を行い, 近赤外分光法を用いて筋内酸素動態を客観的に評価する試みがなされているが, トレッドミル運動負荷条件は施設によって一定していない。トレッドミル運動負荷を種々の条件 (傾斜角度と歩行速度) で行い, 実際に測定した平地跛行距離と比較して至適条件を検討する。また, 間欠性跛行肢に対するリポPGE1製剤や抗血小板薬の効果を近赤外分光法を用いて検討する。研究続行中。

10. 腫瘍及び一般外科領域の診断と治療に関する基礎的・臨床的研究

1) 肺癌の生物学的悪性度, 肺癌患者の生体防御機構の研究 (長嶺直治, 久田友治)

 これまで,フローサイトメトリーを用いた腫瘍細胞の核DNA量の定量を行い,原発,転移性肺癌の解析に応用し発表してきた。また肺癌患者の生体防御機構の研究として肺癌切除後の予後とHTLV-I感染,更に喫煙との関連の臨床研究を行ってきた。現在は,増加している高齢者肺癌患者に対する合理的な治療の検討を目的として,80歳以上超高齢者肺癌の臨床病理学的検討を行っている。

2) 原発性・転移性肺癌の鑑別に関する実験的・臨床的検討 (鎌田義彦, 久田友治)

 肺以外の臓器に腺癌あるいは扁平上皮癌が発生し, 同時或いは一定の期間の後に肺に同様の腺癌や扁平上皮癌が生じた場合, 肺病変が原発性の肺癌か転移性肺癌であるか鑑別が難しいことが多い。腺癌のおいては特殊なマーカーを有する場合はこれらが手がかりとなるが, その他の腺癌や特に扁平上皮癌では鑑別が困難である。現在, 肺病変の免疫組織化学的手法や分子生物学的手法による鑑別の試みが報告されているが未だ満足できる結果は得られていない。我々はこのテーマに対して現在免疫組織化学的検討を加えている。(研究続行中)

3) 乳癌乳管内進展の免疫組織学的予測 (鎌田義彦)

 乳房温存手術の内, 乳房扇状部分切除に関して当科では全割病理所見で乳管内進展がないか又は限局していると診断される症例においては, 術後照射を行わない方針で治療している。ところが, 一般の施設では標本作製の手間や病理医の協力などの点で標本の全割病理検索は実際的ではない。そこで我々は, 主病巣の免疫組織学的検索による乳癌の乳管内進展の簡便な予測方法について検討している。 (研究続行中)

4) 肺癌の集学的治療の研究 (久田友治, 長嶺直治)

 肺癌患者の多くは診断時既に全身病であり,集学的治療が必要である.臨床ではNeoadjuvant chemotherapyを行っているが,基礎的検討として抗癌剤感受性試験 (MTTアッセイ,SDIアッセイ) を実施してきた。今後更に臨床応用をめざした抗癌剤感受性試験の研究を続ける。

5) 胸腔鏡下手術の基礎と臨床 (大城淳, 久田友治)

 胸腔鏡下手術の臨床での普及はめざましく,当科でも呼吸器外科手術の約半数が胸腔鏡下手術である。胸腔鏡下手術の臨床 (アート) と基礎 (サイエンス) の研究を行っている。臨床では胸腔鏡下交感神経遮断術の術式の比較をおこなって発表した。サイエンスとしては手術侵襲を炎症性サイトカインで定量し,発表した。更に胸腔鏡下手術の医療経済的意義についての論文が印刷中である。

 

 

B. 研究業績

 

1. 原著

G97001: Koja K, Kuniyoshi Y, Iha K, Akasaki M, Miyagi K, Shimoji M, Kusaba A (1997) Total aortic replacement for aortic dissection occurring in a patient with Marfan syndrome. Ryukyu Med J 17 61-64.

 

G97002: Koja K, Kuniyoshi Y, Akasaki M, Miyagi K, Shimoji M, Kudaka M, Uezu T, Sakuda H, Kusaba A (1997) Suprarenal mycotic aortic aneurysm: Excision and in situ graft replacement. Ryukyu Med J 17 65-68.

 

G97003: Koja K, Kuniyoshi Y, Iha K, Akasaki M, Miyagi K, Shimoji M (1997) One stage surgical treatment for Budd-Chiari syndrome with obstruction of retrohepatic inferior vena cava and hepatocellular carcinoma. Ann Thoracic Cardiovasc Surg 3 409-412.

 

G97004: 古謝景春, 国吉幸男, 伊波潔, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 上行弓部大動脈置換手術におけるApico-aortic cannulation法の応用. 人工臓器 26 11-14.

 

G97005: 国吉幸男, 古謝景春, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭, 島袋正勝 (1997) 胸腹部およびJuxta-Renal腹部大動脈瘤手術における腹部臓器潅流法の検討. 人工臓器 26 3-6.

 

G97006: Kuniyoshi Y, Koja K, Akasaki M, Miyagi K, Shimoji M, Kudaka M, Uezu T, Kusaba A (1997) A tracheo-innominate artery fistula: A case report with succesful treatment of an ilio-axillary bypass. Ryukyu Med J 17 85-87.

 

G97007: 下地光好, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 草場昭 (1997) Thrombosed juxtarenal abdominal aortic aneurymの1手術治験例. 日血外会誌 6 663-666.

 

G97008: 久高学, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 草場昭 (1997) 冠動脈病変を合併した高齢者収縮性心膜炎の1手術治験例. 日胸外会誌 45 1880-1883.

 

G97009: 佐久田斉, 松原忍, 大城淳, 長嶺直治, 玉城守, 久田友治, 鎌田義彦, 古謝景春, 草場昭 (1997) 間欠性跛行に対するトレッドミル歩行検査の至適条件の検討. 血管無侵襲診断研究会誌 17 65-66.

 

G97010: Kuda T, Genka K, Ishikawa K, Koja K, Kusaba K (1997) Usefulness of Video- assisted thoracic surgery in management of advanced lung cancer with special referenceto avoidance of exploratory thoracotomy. Ryukyu Med J 17 25-30.

 

G97011: Sakuda H, Kusaba A, Kamada Y, Kuda T, Tamaki M, Tamashiro M, Hirayasu T, Matsubara S, Koja K (1996) Surgical treatment of iliac vein compression syndrome. Current Topics in Phlebology, M. Okada ed. Monduzzi Editore Italy 233-237.

 

G97012: 松原忍, 佐久田斉, 草場昭 (1997) 当科における下肢静脈瘤硬化療法. 沖縄県医師会報 340 68-71.

 

G97013: 草場昭, 佐久田斉, 鎌田義彦, 玉木正人, 玉城守, 砂川一哉, 松原忍, 久田友治, 古謝景春 (1997) 人工血管感染に対する制御対策の工夫. 日血外会誌 6 463-472.

 

G97014: Kusaba A, Koja K, Sunagawa K, Kamada Y, Kuda T, Sakuda T, Tamaki M, Tamashiro M, Matsubara S (1997) Staged surgical management of abdominal aortic aneurysm with Klebsiella pneumoniae infection: A case report. Ryukyu Med J 17 105-108.

 

G97015: 仲里厳, 佐久田斉, 津波古京子, 岩政輝男 (1997) 小胞体-ゴルジ体-リソソーム. 病理と臨床 15 771-777.

 

G97016: 黒島聡, 下地克佳, 洲鎌いち子, 奥平笙子, 与儀裕, 斉藤厚, 久田友治, 源河圭一郎, 北市正則 (1997) 内視鏡下高周波電気スネアにより切除し得た気管支線維腫の1例.気管支学 19 45-49.

 

G97017: Nakazato I, Hirayasu T, Kamada Y, Tsuhako K, Iwamasa T (1997) Carcionoma of the lung in Okinawa, Japan: With special reference to squamous cell carcinoma and squamous metaplasia. Pathology Internationa 47 659-672.

 

G97018: Ohta O, Kusaba A (1997) Development of vasa vasorum in the arterially implanated autovein bypass graft and its anastomosis om the dog. Intern Angiol 16 197-203.

 

2. 総説

S97001: Koja K (1997) Coarctation of the inferior vena cava, Book review. Ann Thoracic Surg 3 150.

 

S97002: 古謝景春 (1997) 開心術における手術適応の決定. ハートナーシング 10 1.

 

3. 著書

T97001: 古謝景春 (1997) Budd-Chiari症候群の手術手技. 清水健編, 最新胸部心臓血管外科手術 1997, 能登印刷, 15-20.

 

4. 報告

H97001: 古謝景春 (1997) (教育講演) 肝部下大静脈閉塞症の病態と外科治療. 日心外会誌 26 31.

 

H97002: 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 新垣勝也, 古謝景春 (1997) 急性期および慢性期I型大動脈解離の外科治療と遠隔成績 -とくに大動脈全置換症例を中心に-. 日胸外会誌 45 255.

 

H97003: 国吉幸男, 古謝景春, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 上行弓部大動脈瘤手術症例67例の検討 -特に解離性, 真性瘤の対比を中心に-. 日外会誌 6 191.

 

H97004: 国吉幸男, 古謝景春, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 冠動脈有意病変を有する大動脈瘤手術例に対する治療方針と手術成績. 日心外会誌 26 179.

 

H97005: 国吉幸男, 古謝景春, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 冠動脈有意狭窄病変を有する頚動脈狭窄症に対する治療方針. 日血外会誌 6 101.

 

H97006: 鎌田義彦, 玉木正人, 松原忍, 玉城守, 平安恒男, 佐久田斉, 久田友治, 古謝景春, 草場昭 (1997) 犬血管内皮細胞のコラーゲン産生に対する壁面剪断力の影響 -内膜肥厚の調節因子としての可能性について. 日外会誌 98 203.

 

H97007: 鎌田義彦, 松原忍, 平安恒男, 玉城守, 玉木正人, 佐久田斉, 久田友治, 国吉幸男, 古謝景春 (1997) 深部静脈血栓症の管理: 病因による治療法の選択. 静脈学 8 53.

 

H97008: 鎌田義彦, 佐久田斉, 久田友治, 玉城守, 国吉幸男, 古謝景春 (1997) 乳房温存術を施行した腋下リンパ節陽性の若年者乳腺浸潤性髄様癌の1例. 第5回日乳癌会誌 83.

 

H97009: 赤崎満, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) CABGにおけるRCA (4PD, 4AV) およびLCX (seg.13, 14) へのGEA sequential bypassの有用性. 日心外会誌 26 182.

H97010: 赤崎満, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 頚動脈狭窄病変を有する虚血性心疾患に対する一期的手術症例の検討. 日外会誌 98 451.

 

H97011: 赤崎満, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 新垣勝也, 古謝景春 (1997) Bentall手術症例の検討 (新旧術式および拡大再建術式による比較検討). 日胸外会誌 45 154.

 

H97012: 宮城和史, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 下地光好, 久高学, 上江洲, 草場昭 (1997) 胸部下行, 胸腹部大動脈瘤における肋間動脈及び腰動脈再建症例の検討. 日心外会誌 26 256.

 

H97013: 宮城和史, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) 冠動脈バイパス手術時における各種動脈グラフトの組織学的検討 -患者背景因子による比較-. 日外会誌 98 169. 

 

H97014: 佐久田斉, 松原忍, 玉城守, 平安恒男, 玉木正人, 久田友治, 鎌田義彦, 古謝景春, 国吉幸男, 他6名 (1997) 大動脈腸骨動脈慢性閉塞症に対する非解剖学的バイパス術の検討. 日心外会誌 26 186.

 

H97015: 佐久田斉, 鎌田義彦, 久田友治, 玉木正人, 玉城守, 平安恒男, 松原忍, 国吉幸男, 赤崎満, 他5名 (1997) 難治性バージャー病に対する二重膜濾過法の試み. 日血外会誌 6 190.

 

H97016: 下地光好, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 久高学, 上江洲徹, 草場昭 (1997) Budd-Chiari症候群直達手術32例における遠隔予後, 特に肝癌発生に関する検討. 日心外会誌 26 207.

 

H97017: 下地光好, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 久高学, 上江洲徹, 新垣勝也 (1997) 高度肺高血圧 (肺動脈収縮期圧100mmHg以上) を有する僧帽弁膜症の手術及び遠隔予後に関する検討. 日胸外会誌 45 203.

 

H97018: 下地光好, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 久高学, 上江洲徹, 新垣勝也, 鎌田義彦, 他4名 (1997) 動脈グラフト使用の高齢者 (70歳以上) CABGの検討. 日脈管会誌 37 694.

 

HS97019: 久高学, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 上江洲徹, 玉木正人, 佐久田斉, 他3名 (1997) Marfan症候群に伴う血管病変手術症例の検討. 日血外会誌 6 311.

 

H97020: 久高学, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 上江洲徹, 新垣勝也 (1997) CABGにおける多枝動脈グラフトによるsequential bypassの工夫. 日胸外会誌 45 252. 

 

H97021: 久高学, 古謝景春, 国吉幸男, 赤崎満, 宮城和史, 下地光好, 上江洲徹, 新垣勝也, 樋口マキヱ (薬理学), 他18名 (1997) 胸腹部大動脈瘤手術における選択的腎灌流の至適条件に関する実験的検討. 日脈管会誌 37 733. 

 

H97022: 久田友治, 鎌田義彦, 佐久田斉, 玉木正人, 古謝景春, 草場昭 (1997) びまん性肺疾患に対する胸腔鏡下肺部分切除術の医療経済的効果 開胸術との比較より. 日外会誌 98 437.

 

H97023: 久田友治, 鎌田義彦, 玉木正人, 佐久田斉, 玉城守, 松原忍, 草場昭, 国吉真行 (1997) 炎症所見からみた胸腔鏡下手術の手術侵襲.日呼外会誌 11 163.

 

H97024: 久田友治, 鎌田義彦, 玉木正人, 佐久田斉, 玉城守, 松原忍, 草場昭 (1997) 胸腔鏡下交感神経遮断術の成績と問題点. 日呼外会誌 11 243.

 

H97025: 久田友治, 鎌田義彦, 佐久田斉, 玉城守, 松原忍, 上江洲徹, 国吉幸男, 宮城和史, 久高学, 他2名 (1997) 胸腔鏡下交感神経遮断術の早期及び遠隔期の成績. 日胸外会誌 45 164.

 

H97026: 玉城守, 玉木正人, 鎌田義彦, 佐久田斉, 久田友治, 平安恒男, 松原忍, 古謝景春, 草場昭 (1997) 末梢動脈自家静脈バイパス移植術における吻合部肥厚内膜の観察 (吸収糸と非吸収糸について). 日外会誌 98 464.

 

H97027: 玉城守, 松原忍, 大城淳, 長嶺直治, 佐久田斉, 久田友治, 鎌田義彦, 古謝景春 (1997) 膵臓原発カルチノイド腫瘍の1例. 日臨外会誌 58 472.

 

H97028: 上江洲徹, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 新垣勝也, 池村綾 (1997) 冠動脈再建術 (CABG) を要したStanford A型急性解離手術症例の検討. 日血外会誌 6 293.

 

H97029: 上江洲徹, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 新垣勝也, 池村綾 (1997) CABGと弁膜症同時手術19例の検討. 日脈管会誌 37 692.

 

H97030: 大城淳, 久田友治, 鎌田義彦, 佐久田斉, 長嶺直治, 玉城守, 松原忍, 国吉幸男, 古謝景春 (1997) 成人肥厚性幽門狭窄症の1例. 日臨外会誌 58 92. 

H97031: 大城淳, 久田友治, 鎌田義彦, 佐久田斉, 長嶺直治, 玉城守, 松原忍, 国吉幸男, 古謝景春 (1997) 腔鏡下胸部交感神経遮断術の術式の検討. 第3回胸腔鏡下交感神経遮断研究会抄録集 9.

 

H97032: 新垣勝也, 古謝景春, 国吉幸男, 宮城和史, 下地光好, 久高学, 上江洲徹, 池村綾, 鎌田義彦, 他2名 (1997) 緊急手術を要した真性胸腹部大動脈瘤症例の検討. 日脈管会誌 37 731.

 

H97033: 松原忍, 玉城守, 玉木正人, 鎌田義彦, 佐久田斉, 久田友治, 平安恒男, 古謝景春, 草場昭 (1997) 培養系におけるイヌ大動脈由来中膜平滑筋細胞の増殖制御に関する研究. 日外会誌 98 202.

 

H97034: 松原忍, 佐久田斉, 大城淳, 長嶺直治, 玉城守, 久田友治, 鎌田義彦, 国吉幸男, 宮城和史, 他6名 (1997) 深部静脈弁不全症を合併した一次性下肢静脈瘤に対する治療. 日脈管会誌 37 686.

 

H97035: 松原忍, 佐久田斉, 大城淳, 長嶺直治, 玉城守, 久田友治, 鎌田義彦, 国吉幸男, 古謝景春, 他6名 (1997) 大動脈基部置換術兼上行弓部大動脈置換手術の一治験例 -elephant trunk法における工夫. 心臓血管外科ウインターセミナー 44.

 

H97036: 山城聡, 伊波潔, 仲栄真盛保, 盛島裕次, 嶺井悟, 新屋瑛一, 仲宗根啓介, 国吉幸男, 古謝景春, 他2名 (1997) 外傷性腕頭動脈仮性動脈瘤の1手術治験例. 日血外会誌 6 147.

 

H97037: 平安恒男, 草場昭, 岩政輝男 (1997) 沖縄県の肺扁平上皮癌の特徴 -組織学的及び分子生物学的観点から-. 日外会誌 98 151.