皮膚科学講座

 

A. 研究課題の概要

 

1. ポルフィリン代謝異常症と皮膚におけるポルフィリン代謝 (野中薫雄, 高宮城敦, 宮城嗣名, 廖明清, 稲福和宏, 守屋千賀子, 李亜平)

本邦におけるポルフィリン症は約600例である。沖縄地方のポルフィリン症は骨髄性プロトポルフィリン症, 晩発性皮膚ポルフィリン症, 急性間欠性ポルフィリン症を含めて10例未満に過ぎず, 本土に比べて少ない傾向がある。現在, 沖縄地方のポルフィリン症の疫学的調査は十分ではなく, 今後, 患者の掘り起こしと経過観察は注意深く行っていく必要がある。皮膚ポルフィリン症の皮膚病変は可逆性であり, 日光曝露を遮断すると皮疹は軽減することが確認されている。また, 病理組織学的にも特徴的なPAS陽性物質も日光曝露を遮断することにより沈着の軽減が観察された。一方, ポルフィリン体の光毒性反応の機序は活性酸素の関与により細胞障害を起こす事が証明されている。このような結果からポルフィリン症患者の皮膚病変の治療に活性酸素抑制剤, 可視光線遮断剤の使用が有効であることが示唆される。しかし, 現在, 有効な可視光線遮断剤はみられない。したがって, 活性酸素抑制剤を可視光線遮断剤に利用する必要がある。今まで我々は漢方剤の大黄, 沖縄地方に自生する月桃にポルフィリン光毒性反応を抑制する物質を見いだした。今年度以後の研究は1)月桃以外の植物にポルフィリン光毒性反応を抑制する作用が存在するか否か検討する。2)臨床的に沖縄地方のポルフィリン症患者の掘り起こしの継続を行う。3)ヘム合成系に関与する酵素活性は種々の細胞で認められているが, ヒト表皮細胞における活性を検討する。4)ヘム分解系酵素に関する酵素の皮膚に及ぼす影響を検討する。

 

2. 沖縄県における皮膚悪性腫瘍の実態 (上里博, 上原啓志, 照屋操, 山本雄一, 東中川智子, 仲村綾子, 仲村律子, 上原和代, 小浜恵子)

 1983年から1996年における琉球大学医学部附属病院外来の悪性皮膚腫瘍統計では775例の悪性腫瘍のうち, 基底細胞癌が181例, 有棘細胞癌が145例, 光線角化症が103例, Bowen病が76例, ATLが104例などとなっている。亜熱帯地方に属する沖縄地方の悪性腫瘍の特徴は紫外線やHTLV-1などに関する腫瘍, Kaposi肉腫, 悪性血管内皮細胞腫, 毛包系腫瘍などが高率にみられることと思われる。さらに沖縄地方は疣贅やコンジローマなどが多く, ヒトパピローマウイルス(HPV)の関与する腫瘍が多い。さらに, 我々はHPVが発症に関与したと思われるボーエン病, 悪性黒色腫などの症例報告を行ってきた。今後, 1)種々の皮膚腫瘍におけるHPV, herpes virusとの関連性, 2)光線性角化症, 有棘細胞癌などと紫外線の関連性, あるいは発癌抑制因子について, 3)毛包の分布や構造について沖縄地方と本土との比較を行い, 毛包由来の腫瘍発生の機序について, 4)皮膚腫瘍における癌抑制遺伝子の関連性, などについて検討していきたい。

 

3. 皮膚免疫アレルギー的研究 (萩原啓介, 比嘉禎, 青木武雄, 半仁田優子, 吉田涼子, 星山弓恵, 前川和代)

 沖縄地方の皮膚アレルギー性疾患に関する研究は未だ十分ではない。1988年から1992年の琉球大学医学部付属病院皮膚科外来におけるアトピー性皮膚炎の新患患者数は外来患者総数の2.16%から5.34%であった。本土大学病院における統計では10から25%に達する施設もみられている。この事は沖縄地方のアトピー性皮膚炎は本土に比べて患者数は少ない事を示している。しかし, 最近は成人型アトピー性皮膚炎が次第に増加しつつある。沖縄地方と本土におけるアトピー性皮膚炎では臨床像, 抗原の違いがあるか否か, また沖縄在住者と本土からの移住者の皮膚反応性が異なっているかなど今後検討が必要と思われる。また, 接触皮膚炎, 蕁麻疹などの原因についても抗原検索を行って沖縄地方の抗原の特異性の有無についても検討していきたい。また, 皮膚における好酸球, 肥満細胞が種々のアレルギー性皮膚疾患においてどのように働いているかを検討するために, Eg2やtryptase活性の検討を行いたい。さらに肥満細胞が腫瘍の形成, 血管などの新生に関与している事が指摘されているので, その検討も併せて行いたい。

 

4. 熱帯皮膚病学 (丸野元美, 長嶺安司, 新垣肇, 中野純一郎, Ramzi ST, Khaskhely NM)

 我々は過去6年間エクアドルに流行する皮膚型リーシュマニア症の臨床, 病理組織学, 治療法の検討を行ってきた。その結果, 現在の治療法は充分ではなく, より安全, かつ有効な治療法の開発が早期に望まれることが判明した。抗マラリア剤内服療法は本症に対して比較的有効で, 患者を治療して, その前後の臨床像, 病理組織学的にも観察した。しかし, ハムスターを用いた動物治療実験では, 明らかな有効性を得ていない。最近, LPS誘導体が免疫学的機序で実験的リーシュマニア症に有効である事を観察した。この事から原虫に直接作用する薬物のみならず, 組織球を活性化させる薬物について実験的リーシュマニア症マウスを用いて検討していきたい。また, 将来的には中東型皮膚リーシュマニア症についても南米型リーシュマニア症と比較検討を行い, 本症の撲滅対策に役立てていきたい。その他, 輸入感染症に対する診断技術の取得に心掛け, 患者の発見, 治療に取り組んでいく予定である。

 

5. ハンセン病の疫学的, 病理組織学的研究 (金城浩邦, 金城隆, 武居公子, 新濱みどり, 浜田祐子, 幸本かおり)

沖縄県におけるハンセン病は本土地方で行われなかった在宅療法を取り入れ次第に減少傾向を示している。琉球大学医学部付属病院皮膚科外来ではハンセン病の治療にWHO推薦の多剤併用療法に準じた化学療法を試み, その治療効果判定, 患者の後遺症予防などを検討している。この経験は現在アフリカ, 中南米, アジア諸国におけるハンセン病の治療に有効な方法を生み出すことができるかも知れない。一昨年度より南米エクアドルにおける皮膚リーシュマニア症研究の際, 同時にハンセン病の疫学的, 血清学的調査および患者, 住民の啓蒙運動に取り掛かっている。今年度はさらに地域を拡大し, 地元医師, 保健所などとの協力のもとに同国のハンセン病撲滅対策に協力して行きたい。

 現在ハンセン病の病型分類は臨床像, 病理組織学的所見, 好酸菌染色による菌学的所見で行われている。好酸菌染色は菌の検出率が方法によって異なっている。我々は患者の正確な病態把握に病理組織学的検査が有用であると考え, 臨床像と病理組織学的所見を比較検討を行っている。ハンセン病においては神経症状が治療後の後遺症に大きな影響を与える。末梢神経内病原菌の観察は治療方針に重要な指針を与える。病原菌の観察に最も有用な染色法はFite染色であると思われ, この事を確認するために現在まで観察されていない表皮, 汗管, 汗腺におけるらい菌の検出を試みたところ, 多数の菌体成分を観察することができた。この臨床的意義を検討していきたい。さらにPCRによる菌の検出を試み, 将来皮膚組織のin site hybridizationの可能性を検討したい。

 末梢血NK細胞活性と末梢血および病変部皮膚の浸潤リンパ球のサブセット測定を行い, レプロミンテスト反応との相関性, 治療による変動を検討しているが, 引き続き症例の追加を行っていく。また, 患者の診断, 治療経過の把握にサーモグラフィーが有用であるが, 今後も引き続き検討していく予定である。

 

6. 真菌症の疫学的検討 (細川篤, 神山琢郎, 新城佳代, 桃原広幸, 池間出)

 沖縄地方は本土に比べてTinea versicolor, malassezia folliculitisの頻度が高い。病原菌であるMalassezia furfurの増殖が上記疾患以外にどのような皮膚疾患で病因として関わっているか検討していきたい。また, 沖縄地方における白癬菌の菌相や, 黒色癬の菌学的, 疫学的検索はいまなお検討を続ける必要がある。

  

 

B. 研究業績

 

1. 原著

G97001: 宮城嗣名, 島田篤子, 丸野元美, 野中薫雄 (1997) Eruptive vellus hair cystsの1例. 臨床皮膚科 51 355-357.

 

G97002: NUVCC研究会, 野中薫雄, 長嶺安司, 他33名 (1997) NUVCCの安全性と有用性に関する臨床研究. 皮膚 38 530-537.

 

G97003: 萩原啓介, 細川篤, 野中薫雄, 宮里肇, 江良幸三, 宮国均, 宮城嗣名, 青木武雄, 富永智 (1997) 沖縄地区の乾癬に対するシクロスポリン少量長期投与試験. 西日皮 59 275-284.

 

G97004: 上原啓志, 神山琢郎, 丸野元美, 萩原啓介, 當山兼正, 高宮城敦, 上里博, 野中薫雄 (1997) 光線療法を施行された乾癬患者に発生した有棘細胞癌. 西日皮 59 373-377.

 

G97005: 半仁田優子, 長嶺安司, 萩原啓介, 上里博, 宮里肇, 大城清 (1997) 初期治療に難渋した陰茎癌. 西日皮 59 582-585.

 

G97006: Khaskhely NM, Maruno M, Hagiwara K, Ramzi ST, Uesato H, Onaka S,Toda T (1997) A case report of hyperkeratotic lupus erythematosus -An electron microscopic study of hyperkeratotic lesion-. Ryukyu Med J 17 51-56.

 

G97007: 廖明清, 新垣肇, 野中薫雄 (1997) 歯科金属除去により軽快を示した好酸球性膿疱性毛嚢炎の1例. 皮膚臨床 39 1538-1539.

 

G97008: 半仁田優子, 宮里肇 (1997) Erosive pustular dermatosis of the scalp. 西日皮 59 688-691.

 

G97009: 廖明清, 新垣肇, 野中薫雄 (1997) Down症に合併した蛇行性穿孔性弾性繊維症 -沖縄地方におけるDown症の皮膚病変の臨床的観察-. 西日皮 59 692-695.

 

G97010: 半仁田優子, 長嶺安司, 野中薫雄, 宮里肇 (1997) 家族内に悪性腫瘍が多発し臨床的に砒素角化症が疑われた1例. 皮膚臨床 39 1445-1448.

 

G97011: 細川篤, 中野純一郎, 桃原広幸, 上里博, 野中薫雄, 末吉惟純, 廖明清, 金城浩邦 (1997) 琉球大学附属病院のハンセン病過去15年間の集計 (昭和57年〜平成8年) 及び膠原病が疑われたborderline tuberculoid leprosyの1例. 沖縄医会誌 36 74-80.

 

G97012: 半仁田優子, 野中薫雄, 宮里肇 (1997) フィラリアの後遺症として陰嚢に発症したAcquired Lymphangioma. 皮膚臨床 39 1879-1882.

 

G97013: 細川篤, 野中薫雄, 和泉眞蔵, 橋口義久, Jurado HMS, Gomez LEA (1997) エクアドル共和国に於けるハンセン病の接触者検診と血清疫学調査の試み. 沖縄医会誌 36 91-95.

 

G97014: 知念克也, 仲里巌, 岩政輝男, 細川篤, 澤田敏 (1997) ハンセン病患者肺の病理. Jpn J Leprosy 66 85-89.

 

G97015: 萩原啓介, 比嘉禎, 上里博, 具志堅初男, 福里美香, 平良嘉邦, 野原雄介 (1997) ボーエン癌合併多発性ボーエン病の1例と1986年から1995年までの過去10年間の那覇市立病院における皮膚悪性腫瘍,特にボーエン病の統計的観察. 沖縄医会誌 35 21-27.

 

2. 総説

S97001: 野中薫雄, 高宮城敦 (1997) 晩発性皮膚ポルフィリン症. 皮膚病診療, 19 649-652.

 

S97002: 野中薫雄 (1997) 物理・化学的皮膚障害. 池田重雄他編集, 標準皮膚科学第5版, 医学書院, 東京, 126-142.

 

S97003: 野中薫雄 (1997) リーシュマニア症. Clinical Infection & Chemotherapy, 3 10-12.

 

3. 著書

T97001: 野中薫雄 (1997) 沖縄の皮膚疾患. 治療学, 31 108.

 

T97002: 野中薫雄 (1997) 沖縄の皮膚疾患. マルホ皮膚科セミナー, 130 16-20.

 

T97003: Furuya M, Akimura Y, Mimori T, Shiraishi M, Gomez EAL, Nonaka S, Hashiguchi Y (1997) Identification of species of Ecuadorian leishmaniasis isolates by ELIZA using monoclonal antibodies. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 11-20.

 

T97004: Suguri S, Harada M, Furuya M, Hosokawa A, Maruno M, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Nucleotide sequence variations in the cytochrome C oxidase subunit I gene within Leishmania species. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 21-24.

 

T97005: Suguri S, Harada M, Maruno M, Hosokawa A, Sud RA, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) A preliminary study on nucleotide sequence variations of Lutzomyia spp. in the cytochrome C oxidase subunit I gene. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 25-27.

 

T97006: Maruno M, Ramzi ST, Khaskhely NM, Hagiwara K, Hosokawa A, Uezato H, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) An ultrastructural study of diffuse cutaneous leishmaniasis caused by Leishmania (Leishmania) mexicana in Ecuador the role of parasitophorous vacuole in macrophage-parasite interaction. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 28-35.

 

T97007: Maruno M, Ramzi ST, Khaskhely NM, Hagiwara K, Hosokawa A, Uezato H, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Diffuse cutaneous leishmaniasis the pathological difference between localized and diffuse forms. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 36-43.

 

T97008: Maruno M, Ramzi ST, Khaskhely NM, Hagiwara K, Hosokawa A, Uezato H, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Light microscopic and electron microscopic study on patients with cutaneous leish- maniasis treated with mefloquine (mephaquin). In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan,44-52.

 

T97009: Uezato H, Hagiwara K, Hosokawa A, Maruno M, Nonaka S, Furuya M, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) A trial to detect leishmania parasites in paraffin-enbedded skin biopsies polymerase chain reaction. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 53-68.

 

T97010: Nonaka S, Hosokawa A, Maruno M, Sud RA, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Clinical survey of cutaneous leishmaniasis in Ecuador for 5 years (1991-1995). In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 82-87.

 

T97011: Gomez EAL, Andrial M, Hosokawa A, Nonaka S, Hashiguchi Y (1997) Oral treatment of new world cutaneous leishmaniasis with antimalarial drugs in Ecuador: a preliminary clinical trial. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 94-101.

 

T97012: Gomez EAL, Hosokawa A, Maruno M, Nonaka S, Suguri S, Sud RA, Hashiguchi Y (1997) Further studies on the oral treatment of cutaneous leishmaniasis with antimalarial drug mefloquines (mephaquin) in Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 102-107.

 

T97013: Gomez EAL, Maruno M, Hosokawa A, Nonaga S, Suguri S, Katakura K, Mimori T, Sud RA, Hashiguchi Y (1997) Studies on oral treatment of cutaneous leishmaniasis with an artemisinin derivative, artesunate (plasmotrim) in Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 108-113.

 

T97014: Nonaka S, Gomez EAL, Hosokawa A, Maruno M, Katakura K, Sud RA, Hashiguchi Y (1997) Clinical observa- tion of topical treatment for cutaneous leishmaniasis for 5 years in Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 114-127.

 

T97015: Hosokawa A, Maruno M, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Clinical comparison of cutaneous changes of patients with duffuse cutaneous leishmaniasis and leprosy in Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 137-146.

 

T97016: Hosokawa A, Nonaka S, Kawasaki M, Ishikawa H, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) A case report of chromo- mycosis from an endemic area for cutaneous leishmaniasis in Ecuador : a differential diagnosis between leishmaniasis and chromomycosis. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan,147-157.

 

T97017: Hosokawa A, Nonaka S, Esthela GR, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Case reports of cutaneous myiasis due to Dermatobia hominis from an area endemic for cutaneous leishmaniasis in Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Studies on New World Leishmaniasis and its Transmission, with Particular Reference to Ecuador, Research Report Series No.5, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 158-168.

 

T97018: Gomez EAL, Sud RA, Jurado HMS, Rumbea JG, Mimori T, Nonaka S, Matsumoto Y, Hashiguchi Y (1997) Un estudio preliminar de la leishmaniasis andina en Alausi y Huigra Provincia de Chimborazo, Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 47-55.

 

T97019: Bhutto AM, Nonaka S, Furuya M, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Observaciones histologicas de hamsters dorados infectados con una cepa ecuadoriana de Leishmania mexicana. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de nvestigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 66-79.

 

T97020: Katakura K, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Evaluacion de la antileishmaniasica de paramo- micina, antimoniato de meglumina y mercurio cromo in vitro e in vivo para su aplicacion topica en la leishmaniasis cutanea americana. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 80-84.

 

T97021: Nonaka S, Gomez EAL, Alava JJP, Martini L, Katakura K, Hashiguchi Y (1997) Investigacion clinica de leishmaniasis cutanea en el area de San Sebastian, Manabi, Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. studios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 85-93.

 

T97022: Bhutto AM, Nonaka S, Gomez EAL, Hashiguchi Y (1997) Estudios de microscopia electronica de la leish maniasis cutanea en el Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan,94-109.

 

T97023: Nonaka S, Gomez EAL, Sud RA, Alava JJP, Katakura K, Hashiguchi Y: Tratamiento topico de la leishmaniasis cutanea en el Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 110-119.

 

T97024: Nishimoto K, Almeida R, De Coronel VV, Nonaka S, Hashiguchi Y (1997) Hongos aislados de ulceras leishmaniasis sospechosas, de pacientes de un foco endemico en la costa del Pacifico del Ecuador. In Hashiguchi Y Ed. Estudios sobre la Leishmaniasis en el Nuevo Mundo y su Transmision con Especial Referencia al Ecuador, Serie de reportes de Investigacion, No.3, Kyowa Printing Co, Kochi, Japan, 122-123.

 

T97025: Khaskhely NM, Maruno M, Takamiyagi A, Nonaka S (1997) Squamoous cell carcinoma occuring in a multiple Bowen's disease patient. The Proceeding of the 10th Japan-Korea Joint Meeting of Dermatology, Hakone, Japan, 521-524.

 

T97026: 細川篤 (1997) ハンセン病の外来診療. メジカルセンス, 東京, 56-60.

 

4. 報告

H97001: 當山兼正, 比嘉禎, 野中薫雄 (1997) Pachydermatoceleの切除創に生じたmalignant schwanomaの1例. 西日皮 59 302.

 

H97002: 山本雄一, 神山琢郎, 比嘉禎, 上里博, 野中薫雄 (1997) Basosquamous cell carcinomaと考えた1例. 西日皮 59 313.

 

H97003: 桃原広幸, 細川篤, 与那原優子, 上原博, 野中薫雄, 宮里肇, 伊集操, 金城浩邦 (1997) 過去14年間の琉大皮膚科におけるらいの集計とその結果より得られた発症の月別変動の報告. 西日皮 59 318.

 

H97004: 砂川涼子, 平良千恵子, 中野純一郎, 長嶺安司, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) アリルイソプロピルアセチル尿素による固定薬疹の1例. 西日皮 59 318.

 

H97005: 稲福和宏, 中野純一郎, 平良千恵子, 砂川涼子, 長嶺安司, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) 転移性扁平上皮癌を合併した紅皮症の1例. 西日皮 59 318.

 

H97006: 照屋操, 上原啓志, 上里博, 野中薫雄 (1997) ダリエー病の1例. 西日皮 59 318.

 

H97007: 中野純一郎, 半仁田優子, 廖明清, 丸野元美, 上里博, 野中薫雄 (1997) 特異な臨床症状を呈したムチン沈着症. 西日皮 59 318.

 

H97008: 丸野元美, 上里博, 野中薫雄 (1997) 右眉毛に生じた限局性結節性裂毛の1例. 西日皮 59 319.

 

H97009: 平良千恵子, 中野純一郎, 砂川涼子, 長嶺安司, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) 姉妹に生じたeruptive vellus hair cysts. 西日皮 59 319.

 

H97010: 神山琢郎, 上原啓志, 上里博, 野中薫雄 (1997) Giant cell tumor of tendon sheathの1例. 西日皮 59 319.

 

H97011: 長嶺安司, 中野純一郎, 平良千恵子, 砂川涼子, 新垣肇, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) 多発性Bowen病に有棘細胞癌を合併した1例. 西日皮 59 319.

 

H97012: 星山弓恵, 与那原優子, 前川和代, 高宮城敦, 上里博, 野中薫雄, 青木武雄 (1997) 下肢に生じた多発性Bowen病の1例. 西日皮 59 319.

 

H97013: 新垣肇, 青木武雄, 上里博, 野中薫雄 (1997) カポジ肉腫の1例. 西日皮 59 320.

 

H97014: 中野純一郎, 赤嶺千賀子, 星山弓恵, 前川和代, 長嶺安司, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) 血漿交換療法が奏功した尋常性天疱瘡の1例. 西日皮 59 320.

 

H97015: 新城佳代, 廖明清, 野中薫雄 (1997) 環状紅斑を主徴としたsubclinical Sjogren's syndromeの1例. 西日皮 59 321.

 

H97016: 照屋操, 山本雄一, 上里博, 野中薫雄, 上原啓志 (1997) EAが高値を示し縦隔リンパ節に腺癌の転移を発見した皮膚筋炎の1例. 西日皮 59 321.

 

H97017: 神山琢郎, 野中薫雄, 佐久川廣 (1997) 各種肝疾患における尿中ポルフィリン体の分析. 西日皮 59 321.

 

H97018: 李亜平, 廖明清, 野中薫雄 (1997) ポルフィリン光毒性反応による過酸化脂質形成に対するビタミンE,B2の影響. 西日皮 59 321.

 

H97019: 桃原広幸, 比嘉禎, 廖明清, 萩原啓介, 細川篤, 上里博, 野中薫雄, マツモト NY, ミヤシロ J (1997) 大動脈炎症候群患者にみられたハンセン病の1例. 西日皮59 321.

 

H97020: 半仁田優子, 長嶺安司, 上里博, 野中薫雄, 武居公子, 宮里肇, 大城清 (1997) 初期治療に難渋した陰茎癌の1例. 西日皮 59 321.

 

H97021: 赤嶺千賀子, 中野純一郎, 砂川涼子, 星山弓恵, 長嶺安司, 廖明清, 上里博, 野中薫雄 (1997) 悪性血管内皮細胞腫の1例. 西日皮 59 322.

 

H97022: 新垣肇, 金城隆, 青木武雄, 高宮城敦, 上里博, 野中薫雄 (1997) 沖縄地方におけるカポジ肉腫(1984-1996). 日皮会誌 107 295.

 

H9723: 長嶺安司, 上原啓志, 廖明清, 高宮城敦, 萩原啓介, Bhutto AM, 上里博, 野中薫雄 (1997) 沖縄地方の悪性血管内皮細胞腫. 日皮会誌 107 295.

 

H97024: 丸野元美, 宮城嗣名, 細川篤, 上里博, 野中薫雄 (1997) Diffuse cutaneous leishmaniasisの病理組織学的検討. 日皮会誌 107 314.

 

H97025: 上里博, 新垣肇, 廖明清, 中野純一郎, 平良千恵子, 野中薫雄 (1997) Kaposi肉腫の1例. 日皮会誌 107 655.

 

H97026: 野中薫雄 (1997) プレジデンシアルアドレス「沖縄の皮膚疾患」. 西日皮 59 475.

H97027: 細川篤 (1997) 沖縄のハンセン病から学んだハンセン病対策. 西日皮 59 481.

 

H97028: 青木武雄 (1997) 塩酸サルボグレラートによるDLEの治療. 西日皮 59 496.

 

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H97037: 上里博, 新垣肇, 廖明清, 中野純一郎, 平良千恵子, 野中薫雄 (1997) Kaposi肉腫の1例. 日皮会誌 107 655.

 

H97038: 照屋操, 上里博, 野中薫雄, 金城隆, 上原啓志 (1997) 特異な外観を呈した石灰化上皮腫の1例. 西日皮 59 787.

 

H97039: 東中川智子, 山本雄一, 丸野元美, 萩原啓介, 宮城嗣名, 上里博, 野中薫雄 (1997) 乳頭状汗管嚢胞腫を合併した脂腺母斑の1例. 西日皮 59 787.

 

H97040: 李亜平, 稲福和宏, 上里博, 野中薫雄 (1997) ポルフィリン光毒性反応による赤血球膜過酸化脂質形成と光溶血反応の関連. 西日皮 59 788.

 

H97041: Ramzi ST, Maruno M, Khaskhely NM, Hagiwara K, Uezato H, Nonaka S (1997) Family cases of dystrophic epidermolysis bullosa. Nishinihon J Dermatol 59 788.

 

H97042: 金城浩邦, 長尾栄治, 上里博, 細川篤, 野中薫雄 (1997) 最近経験したPB (Pauci-bacilary) およびMB (Multi-bacillary) 2例. 西日皮 59 789.

 

H97043: Khaskhely NM, Hoshiyama Y, Maruno M, Hagiwara K, Ramzi ST, Uezato H, Nonaka S (1997) A case of mollusucum contagiosum appearling as a solitary facial lesion of an adult male. Nishinihon J Dermatol 59 789.

 

H97044: 上里博, 高宮城敦, 上原啓志, 神山琢郎, 照屋操, Bhutto AM, 丸野元美, 野中薫雄 (1997) Eccrine syringofibroadenomaの1例. 西日皮 59 914-915.

 

H97045: 長嶺安司, 丸野元美, 上里博, 野中薫雄 (1997) Eccrine porocarcinomaの1例. 西日皮 59 925.

 

H97046: 細川篤, 上里博, 野中薫雄, 末吉惟純 (1997) 膠原病が疑われたbprderline tuberculoid leprosy の1例. 沖縄医会誌 36 99.

 

H97047: 桃原広幸, 半仁田優子, 金城浩邦, 比嘉禎, 細川篤, 上里博, 野中薫雄 (1997) アレルギー性皮膚炎や虫刺症として治療を受けていたハンセン病の供覧と鑑別疾患について. 西日皮 59 508.

 

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H97049: 知念克也, 岩政輝男, 細川篤, (1997) ハンセン病患者肺の所見. Jpn J Leprosy 66 20-21.