内科学第一講座

 

A.研究課題の概要

1.感染症・化学療法 (斎藤 厚、健山正男、比嘉 太、草野展周、小出道夫) 

 呼吸器感染症を中心として, 院内感染症, AIDSを含む日和見感染症, 熱帯感染症など幅広い分野の感染症に対応すべく, その病態生理, 診断法, および治療法に関して基礎的および臨床的側面より研究をすすめている。また, 琉球大学附属病院の院内感染対策においても実務に積極的に参加し, 臨床研究と実践を結ぶ活動を行っている。

 呼吸器感染症の起炎微生物の同定は欧米においても未だ50%程度に留まり, 当科では起炎微生物診断率の向上を計るため, 多くの検討を行っている。より適切な検体採取法としての経皮肺穿刺法の有用性を明らかにし, この中でStreptococcus milleri groupの起炎菌としての重要性を本邦で初めて指摘し, 国際的にも評価されている。また, 分子生物学的手法を用いた結核菌, レジオネラ, Pneumocystis carinii (Pc)の診断法の有用性を明らかにし, 現在 prospective に臨床的有用性を確認している。レジオネラ感染症診断の検査については本邦で権威ある施設の一つとされ, 他施設からの検査にも積極的に対応しており, これまでレジオネラ症65症例(うち培養陽性 7例)の診断を行い, 本症の啓蒙に努めてきた。

 日和見感染に関する研究として剖検例における感染微生物の検索を行い、デ−タの集積を行っている。近年、深在性真菌感染症の増加が著しく、当科において経験される真菌症も増加している。その病態に関して基礎的および臨床的に検討をすすめている。また、日和見感染症としてのHTLV-I および HIVに注目し, その合併感染症などについて厚生省研究班に参画し、基礎的および臨床研究を行っている。この中でPc肺炎の病態、診断および治療に関する研究、Penicillium 感染症の病態とBRM療法に関する研究を行ってきた。熱帯感染症は症例の発生に積極的に対応し、その病態の解析、診断および治療に関する臨床研究をすすめており、熱帯熱マラリア脳症の救命例、ロア糸状虫症など本邦においても極めて貴重な症例に関する検討を行っている。

 耐性菌の動向は院内感染対策と併せて重要な課題であり,臨床検査医学と協同して, その監視に努めている。ペニシリン耐性肺炎球菌の増加は極めて深刻な問題となりつつあり, RAPD解析による耐性菌の疫学調査を行い, 肺炎球菌のキノロン耐性機序に関しても遺伝子変異を中心に解析している。院内環境からPc特異的DNA断片を検出してdirect sequencing 法により解析し, Pc肺炎患者周囲の環境中にもP.carinii が拡散している成績が得られ, 院内感染が起こりうるか否かさらに研究をすすめている。

 感染症治療に関する基礎研究としては特に細胞内増殖菌に対する薬効評価を中心に検討を行っており, 類鼻祖症の治療におけるキノロン系薬の有用性を報告している。臨床研究としては感染症におけるBRM 療法の可能性を追求しており, 鋭意検討をすすめている。また超高齢者における抗菌薬の薬物動態を解析し, 超高齢者における適切な抗菌薬の投与法の確立に努力している。

 

2.肺腫瘍(中村浩明)

 本邦における死亡統計のトップは悪性新生物であり、その中でも男性の死因の第一位は肺癌であり、この分野での早急な対策が望まれている。

 現在、?肺癌の早期発見と?進行肺癌のDose Intensive Chemotherapyの二つのテーマを対がん戦略の柱として研究を進めている。まず?については21世紀の近い将来、肺癌死亡率の減少へ確実につながることが予想される「胸部CT検診」を導入すべく国立がんセンターと連携し各種学会や研究会、論文等で啓蒙活動を行っている。一昨年、放射線科と協力して本学に導入されたCT-fluoroscopy装置はその有力な武器の一つである。また、同時に現行検診システムの限界より肺癌が未だ進行癌でしか発見されない現状においては、?についてJCOG (Japan Clinical Oncology Group)のメンバーとして新しいregimenの開拓およびその科学的有効性の検証を、また独自のテーマとして患者のQOLを保ちながらMedian Survival Timeを如何に延ばすかを目標に末梢血幹細胞移植を支持療法として研究を行っている。

 

3.びまん性肺疾患(兼島洋)

 1993年より間質性肺炎,サルコイドーシスなどのびまん性肺疾患を中心に気管支肺胞洗浄を約130症例に施行し、診断とその後の治療に寄与してきた。また沖縄県に多いHTLV-1ウイルスと呼吸器疾患との関連も気管支洗浄分析とともに臨床的に検討して報告した。開胸肺生検、胸腔鏡下肺生検組織を検討し、分類未定の間質性肺炎など注目されている疾患も報告してきた。今後は難治性で原因不明のこれらの疾患の予後調査と治療法の探求を病態研究とともに行っていきたい。

 

4.アレルギー(嘉数朝一)

 気道上皮のセルラインを用い、気道上皮への好酸球接着に関する各種接着分子の役割について検討中である.また気管支喘息の病態においてリモデリングにも深く関与するTGF-βの気道上皮ならびに好酸球への作用についても検討中である.

 

5.免疫(川上和義)

 各種病原体に対する生体防御機構について動物実験モデルを用いて免疫学的な視点から研究を進めている。特に、カンジダ、クリプトコックスおよびペニシリウム・マルネフェイはHIV感染者に合併しやすい日和見病原真菌として知られており、共通して細胞性免疫が感染防御機構として重要である。サイトカインの中では、Th1サイトカインであるIFN-γやその産生誘導に重要なIL-12、最近新たに発見されたIFN-γ誘導サイトカインであるIL-18、そしてTNF-αについて感染防御における役割を解析している。

 また、宿主側から病原微生物への作用ばかりでなく、病原微生物から宿主感染防御機構への作用ということで、カンジダやクリプトコックスのマクロファージ機能への影響についても検討している。現在これら真菌がマクロファージからのサイトカインや殺菌メディエーターの産生を調節している事実を見出しており、今後はその詳細について検討していく予定である。

 これらの研究は、患者側から見た感染症治療へのアプローチに通じるものであり、今後ともHIV感染者を代表とする免疫低下患者における日和見感染症への治療応用を目指して研究を進めていきたい。

 

6.肝疾患(佐久川 廣) 

 沖縄県はウイルス性肝疾患の分布に特徴があり、特にB型肝炎ウイルス感染は疫学的に特異性を有し、ウイルスの保有率が高い割にはB型の慢性肝疾患(肝硬変、肝癌)の死亡率が低くなっている。これらの原因解明のために疫学的研究を他施設と協力して行っている。C型肝炎に関しては、その慢性肝炎の症例に対するインタ−フェロン療法の研究を行っている。さらに沖縄県は本邦で希とされるデルタ肝炎の高侵淫地区があり、同地区のデルタ肝炎の臨床・疫学調査を行っている。

 

7.糞線虫症(金城福則)

 沖縄県特有ともいえる腸管感染症の一つである糞線虫症の僕滅に対する研究は、県内の多施設との共同研究として、着実な実績を上げている。これまでの業績については高く評価されており、厚生省の希用薬研究班の班員(斎藤 厚 教授)としての研究活動も継続している。

治療法としてはアイバメクチンによる優れた治療効果を確認するに至ったが、現在もなお、その薬剤が容易に使用できない問題を抱えている。また、症例の中にはこれまで如何なる治療薬でも駆虫できない症例がいることも明らかであり、薬剤耐性や感染者の免疫能など、寄生虫駆虫における免疫能や薬剤の役割などについても検討を進めている。

 

8.上部消化管(金城福則、幸地昭彦)

 われわれが行っている内視鏡検査による集団検診はわが国ではユニークであり、これまでの研究結果は、現在わが国で行われている胃集団検診のシステムの今後の方針の転換に重要な資料を提供するであろう。

 また、最近注目されている Helicobacter pyloriと胃十二指腸疾患とのかかわりの研究の一つとして、厚生省科学研究補助金・がん克服新10か年戦略研究事業「Helicobacter pylori 感染の早期発見とその除菌による胃がんの予防に関する研究」があり、その一部を分担している。

 また、近年高齢者医療が大きな問題となっているが、平成8年度長寿科学総合研究事業の一つ「老年者における嚥下障害の病態と治療に関する研究」班で“嚥下性肺疾患への経皮的内視鏡下胃瘻形成術(PEG)”の分担研究を行っている。                 

 

9.大腸癌(金城福則、大城淳一)

 大腸の腫瘍性疾患は罹患率、死亡率も本土と殆ど変りなく、また、近年著明に増加している疾患である。厚生省がん研究助成金による適性な大腸集団検診制度の確立と精度の向上に関する研究班(研究協力者:金城福則 助教授)の研究成果により、平成4年度から老人保健法の第3次計画に大腸がん集検事業が組み入れられた。県内の老人保健法下の大腸集検(沖縄県成人病検診指導協議会大腸癌部会長:金城福則 助教授)の精度管理を行いながら大腸集検システムの効果と適性化を評価することも研究テーマの一つとしている。

 また、大腸癌の発生に関しては現在も“adenoma cancer sequence”と“de novo”の意見に大きく分れており、臨床例において遡及的研究も重要なテーマとなり得る。

 

10.炎症性腸疾患(金城福則、大城淳一)

潰瘍性大腸炎と Crohn病を主体ととする炎症性腸疾患が、近年我が国で著明に増加している。沖縄県は、特に Crohn病の発病率、有病率はわが国では最も高い地域の一つであり、治療面での対策が急がれている。厚生省特定疾患研究班の研究協力者として、白血球除去療法など高度先進医療となり得る治療法の検討も行っている。また、診断基準や内科的治療指針の見直しを継続検討している。これまでに行ってきた成分栄養療法や薬物療法、高気圧酸素療法の有用性についての検討も継続している。また、本疾患については遺伝・疫学的にも研究する必要があり、各症例について、疫学的背景に関する研究や県内における正確な有病率や発症率を知るための疫学調査研究も継続推進している。さらにそれらの臨床症例に基づいた基礎的研究の必要性も痛感し、病因解明のための免疫学的研究も行っている。

 

 

B.研究業績

1.原著

G9601: Koide M, Saito A, Kusano N, Tateyama M, Inadome J, Kyan Y, Kisyaba T, Miyagi S (1996) Relation between the polymerase chain reaction and the indirect fluorescent antibody method in the diagnosis of Legionella infection. Clin Infect Dis 23 656-657.

 

G9602: Kakazu T, Saito A, Chihara J, Nakajima S (1996) Expression of the CD23, CD32, Mac-1 and other adhesion molecules in eosinophils in strongyloidiasis and HTLV-1-positive patients. Int Arch Allergy Immunol 111 46-50.

 

G9603: Teruya K, Kawakami K, Saito A (1996) Activation of Unusual Mac-1+CD4-CD8- T Cells Bearing αβ Antigen receptor in murine lungs during infection with Mycobacterium bovis BCG: Regulation by interferon-γ. Microbiol Immunol 40 45-53.

 

G9604: Tohyama M, Kawakami K, Futenma M, Saito A (1996) Enhancing effect of oxygen radical scavengers on murine macrophage anticryptococcal activity through production of nitric oxide. Clin Exp Immunol 103 436-441.

 

G9605: Kawakami K, Tohyama M, Xie Q, Saito A (1996) Treatment of murine pulmonary cryptococcosis with a combination of fluconazole and interleukin-12. J Infect Chemother 2 156-160.

 

G9606: Hokama A, Ikema R, Hanashiro K, Kinjo F, Saito A (1996) Endoscopic hemoclipping for duodenal dieulafoy's lesion. Am J Gastroenterol 91 2450.

 

G9607: Nakasone H, Sakugawa H,Nakayoshi T, Kawakami Y, Kinjo F, Saito A, Yamashiro A, Nakayoshi T, Ikema M, Hirayama Y (1996) Predicting factors and efficacy of interferon alpha therapy in patients with liver cirrhosis assosis associated with HCV infection. Ryukyu Med J 16 117-121

 

G9608: Kudeken N, Kawakami K, Kusano N, Saito A (1996) Cell-mediated immunity in host resistance against infection caused by Penicillum marneffei. J Med Vet Mycol 34 371-378.

 

G9609: Kawakami K, Xie Q, Tohyama M, Qureshi HM, Saito A (1996) Contribution of tumor necrosis factor-alpha (TNF-α) in host defence mechanism against Cryptococcus neoformans. Clin Exp Immunol 106 468-474.

G9610: Kawakami K, Tohyama M, Teruya K, Kudeken N, Xie Q, Saito A (1996) Contribution of interferon-γ in protecting mice during pulmonary and disseminated infection with Cryptococcus neoformans. FEMS Immunol and Med Microbiol 13 123-130.

 

G9611: Chiba M, Iizuka M, Horie Y, Masamune O, Kinjo F (1996) Long remission in Crohn's disease by polymeric enteral diet. Akita J Med 22 131-138.

 

G9612: Hokama A, Oshiro J, Kinjo F, Saito A (1996) Utility of endoscopic ultrasonography in rectal carcinoid tumors. Am J Gastoroenterol 91 1289-1290.

 

G9613: Kinjo F, Uechi H, Udaka M, Heshiki K, Yamashiro A, Higa M, Oshiro J, Saito A (1996) Colon cancer screening program and results for the last 2 years in Okinawa, Japan. Biomedical Engineering Applications, Basis & Communications 8 119-122.

 

G9614: Kawakami K, Tohyama M, Xie Q, Saito A (1996) IL-12 protects mice against pulmonary and disseminated infection caused by Cryptococcus neoformans. Clin Exp Immunol 104 208-214.

 

G9615: Hokama A, Kinjo F, Saito A (1996) Endotoxin in Aeromonas sobria Infection: speculative pathogenesis and treatment strategies in advanced Liver Disease with soft-tissue Infection. Am J Gastroenterol 91 1475.

 

G9616: Tohyama M, Kawakami K, Saito A (1996) Anticryptococcal effect of amphotericin B is mediated through macrophage production of nitric oxide. Antimicrob Agents Chemother 40 1919-1923.

 

G9617: 金城福則 (1996) 大腸癌検診の現状と問題点. 沖縄医会誌 34 135-141.

 

G9618: 池本秀雄, 渡辺一功, 森 健, 斎藤 厚, 草野展周, 他47名 (1996) 呼吸器感染症患者分離菌の薬剤感受性について(1992年). Jpn J Antibiotics 49 34-70.

 

G9619: 新里 敬, 古波蔵紀子, 久場睦夫, 仲宗根恵俊, 宮城 茂, 喜屋武邦雄, 草野展周, 斎藤 厚 (1996) Xanthomonas (Stenotrophomonas) maltophilia による肺炎の2例. 日胸臨 55 117-122.

 

G9620: 小出道夫, 斎藤 厚, 山城祐子, 草野展周 (1996) 微量定量凝集法によるLegionella感染症の診断 −間接蛍光抗体法との比較−. 感染症誌 70 1254-1258.

 

G9621: 副島林造, 二木芳人, 沖本二郎, 斎藤 厚, 普久原 浩, 久手堅 憲史, 伊良部勇栄, 他60名 (1996) クラミジア呼吸器感染症に対するsparfloxacinの臨床的検討. 日化療会誌 44 148-157.

 

G9622: 大城淳一, 金城福則, 我喜屋 出, 諸喜田 林, 外間 昭, 前原信人, 上原 剛, 上地博之, 斎藤 厚 (1996) クローン病の超音波所見の検討. 大腸肛門誌 49 355-362.

 

G9623: 池本秀雄, 渡辺一功, 森 健, 斎藤 厚, 草野展周 (1996) 呼吸器感染症患者分離菌の薬剤感受性について(1994). Jpn J Antibiotics 419-455.

 

G9624: 我謝道弘, 普久原 浩, 稲留 潤, 久貝雪野, 斎藤 厚, 草野展周, 健山正男, 上間 一 (1996) 呼吸器感染症に対するNM441の基礎的ならびに臨床的検討. 日化療会誌 44 356-361.

 

G9625: 島田 馨, 佐野靖之, 荒井康男, 斎藤 厚, 普久原 浩, 健山正男, 上間 一, 上地博之, 仲本 敦, 他119名 (1996) 慢性気道感染症に対するpazufloxacinの臨床評価 −tosufloxacin tosilateを対照薬とした臨床第?相比較試験−. 日化療会誌 44 304-327.

 

G9626: 岸本寿男, 窪田好史, 松島敏春, 健山正男, 斎藤 厚, 他26名 (1996) ELISA法による抗Chlamydia pneumoniae 特異抗体の測定 2. 臨床的有用性及び血清学的診断基準の検討. 感染症誌 70 830-839.

 

G9627: 田場秀樹, 當山真人, 豊田和正, 新里 敬, 斎藤 厚, 仲宗根 勇, 草野展周 (1996) Pseudomonas aeruginosa に対する各種ニューキノロン系抗菌薬のin vitroおよびin vivoにおける抗菌効果の比較検討. 日化療会誌 44 493-498.

 

G9628: 久手堅 憲史, 川上和義, 當山雅樹, 草野展周, 斎藤 厚 (1996) マウスPenicillium marneffei 肺感染に対するインターロイキン12の治療効果. 感染症誌 70 842-843.

 

G9629: 佐久川 廣, 仲宗根啓樹, 仲吉朝史, 川上祐子, 諸喜田林, 新村政昇, 照屋 寛, 前原信人,金城 渚, 外間 昭, 大城 淳一, 金城福則, 斎藤 厚, 他16名 (1996) C型慢性肝炎におけるリコンビナント・インターフェロンa-2bの用量別の治療効果. Ryukyu Med J 19 71-74.

 

G9630: 副島林造, 二木芳人, 沖本二郎, 斎藤 厚, 稲留 潤, 普久原 浩, 伊良部 勇栄, 他94名 (1996) Cefoselisの細菌性肺炎における至適用量設定試験. 日化療会誌 44 437-450.

 

G9631: 副島林造, 二木芳人, 守屋 修, 中島正光, 斎藤 厚, 普久原 浩, 健山正男, 他132名 (1996) 細菌性肺炎に対するcefoselisとceftazidimeの薬効比較試験. 日化療会誌 44 509-526.

 

G9632: 松島敏春, 山口惠三, 菅野治重, 柴 孝也, 那須 勝, 河野 茂, 山田穂積, 斎藤 厚 (1996) 呼吸器感染症におけるcefotiamの臨床効果 −経口投与単独群対単回点滴静注後経口投与群との比較−. 日化療会誌 44 649-657.

 

G9633: 草野展周 (1996) 院内感染予防とICDN −琉球大学病院における院内感染予防について−. Ryukyu Med J 16 87-89.

 

G9634: 中村浩明 (1996) CT-fluoroscopic lung biopsy の有用性に関する臨床的検討. 肺癌 36 775.

 

G9635: 宮城裕人, 仲本 敦, 豊田和正, 我謝道弘, 健山正男, 川上和義, 草野展周, 斎藤 厚 (1996) 結核性肝非脾腫瘍の1例. 感染症誌 70 1116-1120.

 

G9636: 斎藤 厚, 健山正男, 比嘉 太, 仲本 敦, 新里 敬, 伊志嶺朝彦 (1996) 高齢者の肺炎 −最近の傾向と治療−. 日本老年医学雑誌 33 739-743.

 

G9637: 島田 馨, 佐野靖之, 荒井康男, 斎藤 厚, 普久原 浩, 健山正男, 上間 一, 上地博之, 仲本 敦, 他119名 (1996) 細菌性肺炎に対するpazufloxacinの臨床評価 −Tosufloxacin tosilateを対照薬とした臨床第?相比較試験−. 日化療会誌 44 281-303.

 

 

G9638: 池本秀雄, 渡辺一功, 森 健, 斎藤 厚,草野展周, 他47名 (1996) 呼吸器感染症患者分離菌の薬剤感受性について(1993年). Jpn J Antibiotics 49 107-143.

 

 

2. 総説

 

S9601: 斎藤 厚 (1996) 糞線虫症の新しい診断法. Medical Technology 24 884-886.

 

S9602: 斎藤 厚 (1996) 集団発生. 呼吸と循環 44 1007.

 

S9603: 斎藤 厚 (1996) かぜ症候群. 呼吸器 22 1036-1037.

 

S9604: 金城福則 (1996) 細菌抗原と潰瘍性大腸炎. 医学のあゆみ 178 687-688.

 

S9605: 金城福則 (1996) 病態に応じたIBDの治療 高齢者IBD患者の治療と問題点. medicina 33 1560-1561.

 

S9606: 斎藤 厚 (1996) 真菌感染症の診断と治療. 日本内科学会雑誌 85 160-165.

 

S9607: 新里 敬, 草野展周 (1996) Streptococcus mimilleri group. 臨床検査 40 399-403.

 

S9608: 川上和義 (1996) 肺の代謝・免疫. 理解し易い学生のための呼吸器病学 60-64.

 

S9609: 斎藤 厚, 紺野昌俊 (1996) 日常診療のための細菌検査:治療に活かすブレイクポイントの考え方. 呼吸器感染症 1-8.

 

S9610: 仲本, 敦, 斎藤 厚 (1996) カリニ肺炎の治療と予防. カレントテラピー 14 95-103.

 

S9611: 宮城 啓, 斎藤 厚 (1996) ベンガルコレラ. 治療 78 2519-2523.

 

S9612: 草野展周 (1996) Streptococcus milleri groupの検出法とその臨床. 日臨微誌 6 77-82.

 

S9613: 照屋勝治, 斎藤 厚 (1996) 急性感染症の成立機序. JOHNS 12 1449-1454.

 

S9614: 斎藤 厚 (1996) 2.真菌感染症の診断と治療. 日内会誌 85 160-165.

 

S9615: 田場秀樹, 斎藤 厚 (1996) PBP遺伝子の変異に及ぼす経口セフェム薬の影響 −経口セフェム薬と肺炎球菌のPBP−. 肺炎球菌感染症ハンドブック 46-53.

 

S9616: 仲本 敦, 斎藤 厚 (1996) リンコマイシン/クリンダマイシン. 化学療法の領域 84-96.

 

S9617: 新里 敬, 草野展周 (1996) Storeptococcus milleri. The Current Clinical Technologist 2 257-259.

 

S9618: 川上和義 (1996) 感染症とサイトカイン. 臨床医 22 2128-2130.

 

S9619: 田場秀樹, 草野展周 (1996) 感染症の迅速診断. 臨床医 22 2168-2170.

 

S9620: 座覇 修, 斎藤 厚 (1996) ATLと糞線虫症. 化学療法の領域 12 2010-2012.

 

S9621: 宮良高維,斎藤 厚 (1996) ?.成分輸血:適応と実際 5.グロブリン製剤. 日内会誌 85 824-828.

 

S9622: 宮良高維, 斎藤 厚 (1996) レジオネラ肺炎. 小児内科 28 115-119.

 

S9623: 宮良高維, 斎藤 厚 (1996) 標準処方ガイド'96 肺寄生虫症. 治療 78 436-438.

 

S9624: 宮良高維, 斎藤 厚 (1996) 標準処方ガイド'96 在郷軍人病. 治療 78 1088-1090.

 

S9625: 斎藤 厚, 仲本 敦 (1996) ニューモシスチス・カリニの分類学. 感染炎症免疫 26 242-245.

 

S9626: 宮良高維, 斎藤 厚 (1996) MRSA肺炎. 内科 77 998.

 

3.著書

T9600: 當山真人 (1996) カンピロバクタ-腸炎. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 15-18.

 

T9601: 斎藤 厚, 當山真人, 本馬恭子, 草野展周, 田場秀樹, 宮城 啓, 金城福則, 平田哲生, 新里 敬, 仲宗根啓樹, 仲本 敦, 健山正男 (1996) 忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 -輸入感染症を中心に-」, 日本アップジョン,

 

T9602: 川上和義, 兼島 洋, 荒木弘一 (1996) 沖縄におけるHTLV-I感染と肺病変. 琉球大学医学部附属地域医療研究センター, 編「沖縄の疾病とその特性」, 九州大学出版会, 福岡, 113-134.

 

T9603: 金城福則, 大城淳一, 斎藤 厚 (1996) 沖縄における炎症性腸疾患. 琉球大学医学部附属地域医療研究センター, 編「沖縄の疾病とその特性」, 九州大学出版会, 福岡, 89-100.

 

T9604: 斎藤 厚 (1996) 感染性疾患 インフルエンザ. 加地正郎, 奥村 恂, 藤島正敏, 杉町圭蔵, 柏木征三郎, 大石了三, 編「'96 私はこう処方する −各科常用最新処方−」, 大道学館出版部, 福岡, 71-99.

 

T9605: 健山正男 (1996) 呼吸器感染症 肺炎. 斎藤 厚, 山口惠三, 編「緑膿菌の今日的意味」, 医薬ジャーナル社, 大阪, 101-111.

 

T9606: 斎藤 厚 (1996) レジオネラ症. 中井利昭,伊藤幸治,大藤正雄,小川 聡,金澤一郎,小川哲夫, 斎藤 厚, 溝口秀昭, 編「300疾患 診断マニュアル 第2版」, 中外医学社, 東京, 388-389.

 

T9607: 斎藤 厚 (1996) レジオネラ症. Medical Practice編集委員会, 編「抗生物質療法ガイド 感染症に対する実践的診療のために =縮刷版=」, 文光堂, 東京, 247-250.

 

T9608: 當山真人, 草野展周 (1996) 臨床材料からの分離頻度. 斎藤 厚, 山口惠三, 編「緑膿菌の今日的意味」, 医薬ジャーナル社, 大阪, 35-45.

 

T9609: 宮良高維,斎藤 厚 (1996) 免疫グロブリン. 斎藤 厚, 山口惠三, 編「緑膿菌の今日的意味」, 医薬ジャーナル社, 大阪, 226-234.

 

T9610: 斎藤 厚 (1996) 在郷軍人病(レジオネラ症). 水島 裕, 編「疾患・症状別 今日の治療と看護−ナース・看護学生への贈る専門医からのメッセージ−」, 南江堂, 東京, 693-693.

 

T9611: 斎藤 厚 (1996) 鞭虫症. 水島 裕, 編「疾患・症状別 今日の治療と看護−ナース・看護学生への贈る専門医からのメッセージ−」, 南江堂, 東京, 716-716.

 

T9612: 斎藤 厚 (1996) 糞線虫症. 水島 裕, 編「疾患・症状別 今日の治療と看護 −ナース・看護学生への贈る専門医からのメッセージ−」, 南江堂, 東京, 716-716.

 

T9613: 川上和義 (1996) 一酸化窒素合成酵素. 清水喜八郎, 小林宏行, 千葉峻三 , 編「Key Word 1997-'98 感染症」, 先端医学社, 東京, 20-21.

 

T9614: 斎藤 厚 (1996) レジオネラ症. 清水喜八郎, 小林宏行, 千葉峻三 , 編「Key Word 1997-'98 感染症」, 先端医学社, 東京, 202-203.

 

T9615: 當山真人 (1996) 腸炎ビブリオ食中毒. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 4-6.

 

T9616: 本馬恭子 (1996) コレラ. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 6-10.

T9617: 當山真人, 草野展周 (1996) 腸チフス. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 10-12.

 

T9618: 田場秀樹 (1996) 細菌性赤痢. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 13-15.

 

T9619: 宮城 啓 (1996) メリオイド-シス. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 18-23.

 

T9620: 金城福則 (1996) 条虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 23-27.

 

T9621: 平田哲生 (1996) 鞭虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 28-29.

 

T9622: 金城福則 (1996) 回虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 29-31.

 

T9623: 新里 敬, 仲宗根啓樹 (1996) 鉤虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 31-34.

 

T9624: 平田哲生 (1996) 糞線虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 34-38.

 

T9625: 新里 敬 (1996) ランブル鞭毛虫症. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 38-40.

 

T9626: 仲本 敦 (1996) マラリア. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 41-49.

 

T9627: 金城福則 (1996) アメーバ赤痢. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 49-53.

 

T9628: 平田哲生 (1996) イソスポーラ. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 53-56.

 

 

T9629: 健山正男 (1996) 熱帯症治療薬(希用薬)について. 斎藤 厚, 編「忘れてはならない感染症 −輸入感染症を中心に−」, 日本アップジョン, 東京, 57-60.

 

 

T9630: 草野展周 (1996) 在郷軍人病(レジオネラ症). 稲垣義明, 多須賀幸男, 尾形悦郎, 編「今日の治療指針 1996年版(volume 38)」, 医学書院, 東京, .

 

4.報告

H9601: 斎藤 厚, 久手堅憲史, 比嘉 太, 宮城 啓, 新垣紀子, 川上和義 (1996) タイ国で多発しているPenicillium marneffei 感染症とその防御機構の実験的解析. エイズと日和見感染症に関する臨床研究 平成7年度研究報告書 81-86.

 

H9602: 宮城 啓, 當山真人, 金森修三, 田場秀樹, 豊田和正, 草野展周, 斎藤 厚, 仲宗根 勇, 平良真幸, 外間政哲 (1996) 呼吸器材料からの腫瘍細菌の分離状況と薬剤感受性成績. 日化療会誌 44 350.

 

H9603: 大友弘士, 斎藤 厚, 金城福則, 大城淳一, 座覇 修, 平田哲生 (1996) Ivermectinによる糞線虫症患者200例の治療成績に関する臨床的検討. 厚生科学研究費補助金 オーファンドラッグ開発研究事業 熱帯病治療薬の開発研究 平成7年度報告書 22-26.

 

H9604: 斎藤 厚 (1996) 抗菌薬臨床評価法 −呼吸器系−. 日化療会誌 44 39-40.

 

H9605: 守殿貞夫, 河田幸道, 公文裕巳, 平井敬二, 広瀬崇興, 山口惠三, 吉田 正, 渡辺邦友, 斎藤 厚, 寺西孝司, 荒川創一, 松井 隆 (1996) 日本化学療法学会抗菌薬感受性測定法検討委員会報告(1996) 尿路感染症における抗菌薬のブレイクポイント(案). 日化療会誌 44

 

H9606: 斎藤 厚, 三木文雄, 大泉耕太郎, 力富直人, 渡辺 彰, 古賀宏延, 二木芳人, 草野展周 (1996) 日本化学療法学会抗菌薬臨床評価法制定委員会呼吸器系委員会報告(1996) −抗菌薬の臨床評価に関する一般指針(案)−. 日化療会誌 44 664-679.

 

H9607: 仲宗根 勇, 平良真幸, 草野展周, 外間政哲, 金森修三, 宮城 啓, 田場秀樹, 當山真人, 豊田和正, 斎藤 厚 (1996) 細菌尿判定のための尿中多核白血球の意義. 日化療会誌 44 357.

 

H9608: 饒 憲, 田場秀樹, 當山真人, 金森修三, 宮城 啓, 斎藤 厚, 中村 広, 仲宗根 勇, 平良真幸, 草野展周, 外間政哲, 唐 英春 (1996) Pseudomonas aeruginosaのalginate産生に及ぼすサリチル酸の影響. 日化療会誌 44 364.

 

H9609: 久手堅憲史, 川上和義, 當山雅樹, 草野展周, 斎藤 厚 (1996) 播種性ペニシリウム症マウスモデルの作成とInterleukin 12の治療効果. 日化療会誌 44 373.

 

H9610: 普天間光彦, 仲本 敦, 我謝道弘, 健山正男, 川上和義, 草野展周, 斎藤 厚 (1996) Sparfloxacin投与が有効であった肺結核症の一例. 日化療会誌 44 373.

 

H9611: 當山真人, 金森修三, 宮城 啓, 田場秀樹, 豊田和正, 草野展周, 斎藤 厚, 仲宗根 勇, 平良真幸, 外間政哲 (1996) Pseudomonas aeruginosaの薬剤感受性の年次推移とその比較検討. 日化療会誌 44 376.

 

H9612: 新里 敬, 田場秀樹, 當山真人, 宮城 啓, 豊田和正, 金森修三, 健山正男, 斎藤 厚, 仲宗根 勇, 草野展周, 外間政哲 (1996) ペニシリン耐性肺炎球菌の検出状況とその感染症症例の検討. 日化療会誌 44 385.

 

H9613: 田場秀樹, 新里 敬, 當山真人, 金森修三, 宮城 啓, 豊田和正, 草野展周, 斎藤 厚, 中村 広, 仲宗根 勇, 平良真幸, 外間政哲 (1996) 肺炎球菌のPBP遺伝子の変化に及ぼす経口セフェム系抗菌薬の影響に関する検討. 日化療会誌 44 387.

 

H9614: 當山雅樹,普天間光彦,川上和義,斎藤 厚 (1996) AMPH-BによるマウスマクロファージのNO産生増強作用. 日化療会誌 44 389-390.

 

H9615: 當山雅樹, 川上和義, 謝 奇峰, Mahoob Hossain Qureshi, 斎藤 厚 (1996) 肺クリプトコックス感染症におけるIL-12の役割. 日化療会誌 44 390.

 

5.その他

M9601: Kawakami K, Tohyama M, Xie Q, Teruya K, Kudeken N, Saito A (1996) Fungal infection and cytokines: Significance of IFN-γ,IL-12 and NO. An Approach to Diseases -Immunology, Hematology, Cancer- 35-49.

 

M9602: 當山真人 (1996) 感染症情報 ウイルス性発疹症. 感染症Today 3 1-2.

 

M9603: 當山真人, 斎藤 厚 (1996) グラム陽性菌感染症の病態シリ-ズ レンサ球菌 Streptococcus milleri. Clinical Infection & Chemotherapy 2 24-25.

M9604: 久手堅 憲史 (1996) ライム病. 感染症Today 3 1-2.

 

M9605: 宮城 啓 (1996) 進行したHIV感染症患者における3種の抗ニューモシスチス・カリニ薬の予防効果の比較. 感染症Today 3 7-7.

 

M9606: 斎藤 厚, 山口惠三 (1996) 感染症は世界各地からやってくる. SCOPE 35 4-9.

 

M9607: 斎藤 厚, 守殿貞夫 (1996) 抗菌薬のブレイクポイント. Medical Tribune 29-32.

 

M9608: 宮良高維,斎藤 厚 (1996) 肺炎の新しい起炎菌の現状. Lung perspectives 4 59-64.