医療情報部

 

A.研究課題の概要

1.生体信号情報処理

 生体信号情報の一つである筋電図を対象として、情報処理システムを独自に開発した。より安価なシステム設計とするため、1.臨床脳波計アンプから並列に信号をデ−タレコーダに入力し、2.シグナルプロセッサーを使用せず、A/D変換ボードを介してパソコンに入力し、3.フー−リエ変換・Power Spectral Densityの両対数表示・ゆらぎ解析を行うシステム構成とした。緊張型頭痛を対象として検討した結果、平坦部パワーと自覚的重症度との間に相関関係がみとめられた。また、これまで自覚的重症度のみにたよってきた薬物効果は、平坦部パワーの物理量の推移としてより客観的にとらえることが可能であった。

 

2.総合病院医療情報システムおよびネットワーク環境整備

 平成8年度機器更新にあたり、ネットワーク環境整備として1.物理的なセキュティー確保と医療情報の有効活用のためのイントラネット(院内LAN)の構築、2.UMIN活用のためのインターネットの構築(学内LAN)による情報インフラの整備の上に、総合病院医療情報システムを稼働させるべく、総合評価方式による政府調達の作業を行った。

 

 

B.研究業績

1.原著

G9501: 中田宗朝, 奥田佳朗, 根路銘国政 (1995) ”高周波脳波ゆらぎ解析”による痴呆評価−向知性薬TA−0910臨床薬効効果の検討−. 第15回医療情報学連合大会論文集 299-300.

 

G9601: 金城利彦, 六川二郎, 中田宗朝, 山城勝美, 豊見山直樹, 原国 毅, 新垣辰也(1996) 難治性てんかんを呈した結節性硬化症の1手術治験例. 脳外 24 369-373.

 

G9602: 中田宗朝 (1996) ”高周波脳波ゆらぎ解析”による痴呆と向知性薬TA−0910の臨床薬効効果の評価−ローレンツパラメーターと神経心理学的検査の相関に着目して−.脳神経 48 551-558.

 

G9603: 中田宗朝 (1996) 「α波神話」への挑戦. 治療学 30 1026-1027.

 

G9604: 中田宗朝, 根路銘国政 (1996) 表面筋電図ゆらぎ解析による筋緊張性頭痛の検討.第16回医療情報学連合大会論文集 318-319.

 

G9605: 根路銘国政, 中田宗朝 (1996) ”高周波脳波ゆらぎ解析”による睡眠脳波の検討−REM期と”夢”の関連に着目して−. 第16回医療情報学連合大会論文集 320-321.

 

4.報告

H9501: 中田宗朝, 六川二郎, 根路銘国政 (1996) ”高周波脳波ゆらぎ解析”による痴呆評価の試み(第3報)−脳神経外科疾患における検討−. 脳波と筋電図 24 112. 

 

H9502: 根路銘国政, 中田宗朝, 六川二郎 (1996) ”高周波脳波ゆらぎ解析”による睡眠脳波の検討(第4報)−REM期におけるPGOの出現を捉える−. 脳波と筋電図24 162. 

 

5.その他

M9601 中田宗朝 (1996) 編集後記. 沖縄医師会報324 56.

 

M9602 中田宗朝 (1996) 編集後記. なかゆくい98 50.

 

M9603 中田宗朝 (1996) 編集後記. 沖縄医師会報326 60.

 

M9604 中田宗朝 (1996) くも膜下出血. うちなー健康歳時記パート? 沖縄医師会編

 

26-27,36.

 

M9605 中田宗朝 (1996) 私の脳波研究と(財)化血研 折々の想い−心にふれたこと(株)テイビ135.

 

M9606 中村義清, 稲福恭雄, 照屋進, 金城進, 狩俣陽一, 友寄英毅, 真境名豊次, 中田宗朝, 伊江朝次 (1996) 「地域に根ざした医療をめざして」沖縄医師会報329 13-34.

 

M9607 中田宗朝 (1996) 保険医のための保険診療マニュアル.