保健管理学教室

 

A. 研究課題の概要

1.長寿と老後の健康に関する長期追跡研究(松崎俊久,平良一彦,牧山文彦,長浜直樹)

 世界一の高い平均寿命を示している日本において,最も高い平均寿命を記録している沖縄県は長寿要因の研究の対象として最適のフィールドである。疫学的研究の原則にのっとり,単に長寿地域のみ調査分析するのではなく,東北地方の短命地域との比較を行い,両地域の老人計2,500名の医学的・社会学的・栄養学的・心理的分野にまたがった総合的調査を実施している。1992年11月より開始された福島県の短命地域の調査を,地域トータルケアサービスの観点から引き続き追跡調査を行い,沖縄県のフィールドとの交流を通して,自治体の保健・医療・福祉を援助するための研究を継続させている。

 

2.若年期における成長と血液,食事摂取に関する疫学的研究(松崎俊久,平良一彦,牧山文彦,長浜直樹)

 近年,若年期での循環器疾患の危険因子が問題となっているが,ダイナミックな成長との関連で補えなければ正しい実態に迫れない。沖縄県内で異なる環境の離島・農村・都市の三地域計6,000人の小学校1年から高校3年にいたる児童・生徒の医学的・栄養学的調査を実施している。現時点では,小児の総コレステロール値及び収縮期血圧は身体成長(特に身長の伸び)や第2次性徴の影響を得ている。さらに1994年8月より福島県のフィールドの児童・生徒を対象に同様の調査を行い研究を継続させている。

 

 

B. 研究業績

5.その他

M9558: 宇座美代子, 長浜直樹, 松田博之, 川畑道子, 浦崎千佐江 (1996) 沖縄県S町住民の介護意識と高齢者の介護状況 日公衛誌 43 特別 466.