【2019/06/28 Fri.】第1回さいえんす御殿(うどぅん) 「農業するシロアリ!」 北條優先生

「さいえんす御殿(うどぅん)」始めました!

さいえんす御殿とは、第一線で活躍されている琉球大学の研究者の方々に、ご自身の研究や取組をわかりやすく紹介していただく企画です。学部・学年・不問、前提知識も不要です。講義や講演会よりもカジュアルな形ですので、(蓋付きの)飲み物片手にご参加ください。

琉球大学の知に満ちた「御殿」で、さまざまな研究に触れてみませんか。

第1回は、研究推進機構の北條優先生から、フィールド調査を通じて発見されたシロアリとキノコの共生関係について、紹介していただきます。

講師:北條優 (研究推進機構 特命講師)
これまでの研究

日時:2019年6月28日(金) 16:00~17:00
場所:附属図書館2階 ラーニング・コモンズ


タイトル:
農業を行うシロアリ キノコシロアリ
~フィールド研究から、沖縄におけるキノコシロアリとその栽培菌オオシロアリタケの共生関係が明らかに!~


概要:
 シロアリ類は家を食い荒らす害虫として悪名高いが、家を食べるシロアリはほんの一握りで、多くのシロアリは落葉、枯木、草、地衣類、腐葉土など、様々な食性を示し、生態系における植物故死体の分解者として重要な役割を果たしている。また、シロアリ類は高度な社会を営むコロニー単位で生活しており、生態学的にも面白い昆虫である。
 私はシロアリ類の中でも、オオシロアリタケと呼ばれる特殊なキノコを栽培する、いわゆる農業を行うシロアリであるキノコシロアリについて、西表島や沖縄島のフィールドを用いて研究を展開してきた。キノコシロアリとオオシロアリタケは、高度な依存関係を示す「共生関係」にあり、その生物現象の進化を探る上では、両者を統合して扱うことが重要である。
 本発表では、日本に生息する唯一のキノコシロアリであるタイワンシロアリと、それらが栽培する2種類のオオシロアリタケ類に関して、シロアリ-キノコの両視点からの、沖縄のフィールドを用いた研究を中心にこれまでの成果について紹介する。


ポスター

担当:附属図書館 電子情報係(mail:tssyscan@acs.u-ryukyu.ac.jp)

Published:2019/06/19
Last Updated:2019/06/19