改修工事に関するご要望への回答

平成27年6月4日

学生、教職員の皆さまへ

附属図書館長
花城 梨枝子

附属図書館本館の改修工事について



 附属図書館本館(志喜屋記念図書館)は、1981(昭和56)年に現在地に移転竣工し、1994(平成6)年に増築されましたが、老朽化が進んだ施設・設備の改修とともに、時代に相応した図書館機能の改善が大きな課題となっています。
 この度、2015(平成27)年度に耐震補強を主とした改修が実施されることとなり、平成27年7月1日(水)~平成28年6月30日(木)の期間、長期閉館の措置を取らざるを得ない状況となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
 去った5月20日、附属図書館Webサイトで長期閉館のお知らせをさせていただいたところ、複数の御要望をいただきました。資料の利用制限と入館制限(出納方式の採用)によって、本学の研究・教育環境が著しく損なわれることへの危惧がその主な内容と捉えています。
 改修工事の内容や工事期間中の図書館サービスについては、工事の進行具合によって変更の可能性があるため詳細な説明が困難な点もあり、個別の回答についてはご容赦いただきたく、長期閉館に至った経緯とその期間中の図書館サービスについて、概略のみ説明させていただきます。
 改修工事の範囲は、正面玄関を含む旧館部分6,134㎡(改修済トイレ134㎡を除く)及び新館部分(生協側の3,786㎡の増築部分)のトイレ158㎡、計6,158㎡となっており、総面積の約2/3に及びます。
 館内にある約92万冊もの資料と什器類(閲覧机、椅子、書架及び事務用品)については、改修工事後の資料の再配置を見据えた上で、工事期間中に利用可能な書架への移動が必要となり、工事区画以外にあるものを含め、そのほとんどを移動しなければなりません。改修工事に伴う一時保管場所については、学内各所のご協力をいただきなんとか確保に至りましたが、利用可能な書架は限られており、書架に置けない資料を箱詰め搬出するため多くの資料が利用不可となります。出来る限り箱詰め資料をなくすように検討してまいりましたが、20,000箱の膨大な量を予定しています。箱詰めする資料の選定にあたっては、閲覧室に配架されていた図書の利用確保を優先し、Webで利用できるものやデータベースで代替可能と判断したもの、文献複写(ILL)での対応を前提に新着以外の雑誌、長期貸出を実施した書庫内に別置されている1994年以前に受け入れた洋図書を対象としました。
 当初、仮設コンテナ設置や学外保管とともに全資料の利用確保の可能性を探りましたが、設置場所や多額なレンタル経費の確保に加え台風対策等の観点から断念しました。閲覧機能の重要性を鑑み、工事区画外となる新館部分での部分開館をぎりぎりまで模索しておりましたが、館内に利用者を入館させた場合の安全確保が、工事条件の制約と建物構造、工事区画、工期、防災上においても非常に困難なものとなったため、やむなく入館制限(職員による出納方式の採用)を決断するに至った次第です。
 工事期間中の図書館サービスについては、7月中は旧館2階サービスカウンターで事前申込による図書資料の貸出、文献複写物(ILL資料)の受け渡しを行えるように調整し、8月以降は新館1階に仮事務室を設置し、生協側の通用口を用いた臨時窓口を設置する予定です。
 また、学内での利用率が高い図書館内に設置されている「オープン・サテライト」のPCについては、「大学教育センター」及び「総合情報処理センター」の協力のもと、7月から共通教育棟1階のスタディ・ルームに移設し、こちらで時間外の資料の受け渡し等を実施する予定です。貴重資料の閲覧についても仮移転後の環境が整い次第、学内の皆さまへの再開を予定しております。
 なお、臨時窓口のサービス時間や文献複写(ILL)の一部無料化等については、現状ではお約束できませんが、引き続き検討を進めてまいります。検討結果や最新情報は、図書館Webサイトの「本館改修工事のお知らせページ」(http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=12829)」をご覧ください。諸事情により閉館期間中の図書館サービス等が変更となる場合もありますこと何卒ご容赦ください。
 今回の改修工事にあたっては、学修支援を中心とした新たな機能である「能動的学修」のためのラーニング・コモンズの設置、沖縄資料の保存及び閲覧環境の整備等を図り、図書館機能の改善を行います。
 今後、リニューアルオープンへの準備期間を短縮すべく努力いたしますので、皆さまには多大なるご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。


全文のPDF版はこちらから

本館改修工事のお知らせページへ